活動報告

シンポジスト4名
左から、コーディネーター藤馬享 友松会副会長、鈴木俊彰 教育学部教授、
冨田温子さん 教育学部3年、西桃花さん 教育学部2年

鈴木俊彰教授 大学の実習として、児童と直接触れ合える学外活動について


冨田温子さん がやっこ探検隊で活動 西桃花さん わくわくサタデーで活動

グループ討議

森悠真さん(3年)グループ討議で課題解決のヒントが

笹原洋子さん(中学校校長)ボランティアで経験できることできないこと
友松会だより 2022横国Day「豊かな教育を考える会」シンポジウム
=鶴見支部= H2年卒 中山 正之
鶴見支部は小学校22校、中学校10校、市立高等学校2校で構成されています。校内会員は114名、校外会員は67名を数えます。今年度もコロナ禍のため、昨年度同様にほぼすべての活動が行えなくなっています。見通しの効かない状況ですが、4年度にはなんとか活動が再開できることを願っています。
さて、鶴見区は多文化が共生するまちとして知られていますが、中でも沖縄の文化に触れる機会が数多くあります。実際、区役所から「沖縄タウン鶴見マップ」なども発行されています。また、令和4年にはNHKの連続テレビ小説で、沖縄出身の主人公が住む場所に鶴見が使われるそうです。この機会に、鶴見区の良さがより多くの人に伝わっていくことを期待しています。
=神奈川支部= S63年卒 鳥山 真
昨今の状況で支部の活動が思うようにできない1年でしたので、今回は支部のある横浜市神奈川区を紹介します。神奈川区は横浜の魅力を凝縮したような地域で、大口通や六角橋などの古くからの商店街があり、日産自動車などのある京浜工業地帯、菅田・羽沢の農専地区、中央卸売市場もあり、ベイサイドには新しい高層マンションもできています。また、旧神奈川宿を中心とした史跡等も見られます。そんないろいろな顔をもつ神奈川区ですが、マスコットは「かめ太郎」。なぜカメかというと、神奈川区には浦島太郎伝説があるからです。地名にちなんだ浦島丘中学校、浦島小学校もあります。魅力いっぱいの地域にある神奈川支部です。よろしくお願いします。
=西支部= H9年卒 寺岡 徹
私たち西支部は横浜の中心に位置し、小学校9校、中学校5校と学校数こそ少ないものの、友松会会員の結束は固く、校内会員55名、校外会員20名の、合計75名の会員が所属しています。
当支部では、例年、友松会会長をお迎えし、支部総会・懇親会を行っておりました。昨年度、今年度ともにコロナ禍ということで様々な友松会行事が中止となる中、西支部の総会・懇親会も残念ながら中止とさせていただきました。
しかしながら、そんな中でも、校外会員の先輩方のお力添えのもと、「支部だより」の発行を計画しております。なかなか会うことができない状況が続きますが、会員の皆様の近況だけでもお伝えし、西支部の絆が深められることを期待しています。
=中支部= S61年卒 水島 貴志
中区は横浜市庁舎、横浜スタジアム、山下公園、中華街などがある文字通り「横浜の中心部」で、友松会中支部は、小学校10校、中学校5校、高等学校1校で構成され、校内会員50名、校外会員35名が所属しています。
中支部では、毎年2月に中華街で総会を開き、その後の懇親会では管理職も若い会員も一緒になって和気あいあいと過ごすことが恒例となっておりましたが、昨年度に引き続き今年度もコロナ禍の影響で会をもつことができておりません。新会員も含め、まだ名前を知るだけで顔も合わせたことがない会員も多くなってきました。中支部会員みんなが顔を一堂に合わせて友好を深め、「友松会」の意義を再確認できる日が来ことを切に願っております。
=南支部= S63年卒 金子 正人
今年度もコロナの影響で支部としての活動はできませんでした。活気あふれる商店街をはじめ、古くからの神社仏閣が多く残り「下町・歴史」を感じさせてくれる街、南区。「南の風はあたたかい」のキャッチフレーズの通り、南支部はこれまで支部総会と懇親会を盛大に(?)開いてきましたが、今年はコロナの影響で支部としての活動が残念ながらできませんでした。南区はピーク時には感染者数が市内でも最多クラスでしたので、どの学校も感染予防と学習活動の両立に苦労しながら手探りの1年を過ごしてきました。
南支部には市立学校が小学校17校、中学校8校、特別支援学校2校、高等学校2校、その他に横浜国大附属中学校・特別支援学校があります。
会員数は、校内会員83名、校外会員37名、計120名です。令和4年度こそコロナが終息し、会員皆で再び集えることを祈っています。
=港南支部= H元年卒 瀧田 健二
昨年度に引き続き、令和3年度もコロナ禍で支部の活動が殆どできない1年となりました。新しい生活様式を余儀なくされましたが、考えようによっては「ピンチをチャンスに」変える機会でもありました。ICT推進の一面では、明らかに壁を突き抜け、大きく変革しました。テレワークやオンラインWEB会議も身近なものとなりました。
学校現場では、新学習指導要領が実施され、横浜市においてはGIGA元年というべき一人一台端末が実現しました。これにより大きく授業改善もなされました。子どもたちが当たり前のように端末を文房具の一つとして活用しています。オンラインによる研修会や一斉授業研究会も行われました。何事も前向きに捉え、時代に合った取り組みに変革していきたいと思います。
=保土ケ谷支部= S63年卒 齋藤 容二
母校横浜国立大学のお膝元保土ケ谷支部は、小中高特支学校計29校、西部学校教育事務所、特別支援教育総合センターがあり、校内会員100名、校外会員61名が所属しています。
区内には南北に国道1号線、東西に国道16号線が走っていますが、古来より古東海道、旧東海道、保土ケ谷宿等があり交通の要衝の地でした。令和4年(2022年)に創立150年(明治6年創立)を迎える小学校が2校(保土ケ谷小学校、星川小学校)あり、長い歴史の上に現在に至っています。
現在、星川駅を中心とした「まちづくりプロジェクト」が進行しており、相鉄線高架化に伴う道路整備、高架下活用等が大規模に進められていますが、そのプロジェクトには横浜国立大学の教授や学生がかかわり、よりよいまちづくりのためにアイデアを提供しています。大学連携で言うと、区役所とも連携して区内各校への学生ボランティア紹介も継続して行われています。 保土ケ谷支部は、これからも数々の歴史から学び、大学との連携、会員相互の親睦を図り、今と未来の教育のために努力してまいります。
=旭支部= S62年卒 笹原 洋子
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する畠山重忠公の終焉の地が旭区です。畠山重忠公は清廉潔白で思いやりがあり、力も強く、音楽の才能もある「鎌倉武士の鑑」と言われた武将でした。今年、旭区では小中学生に畠山重忠公を紹介したり、重忠ブランドを認定したりすることで「ふるさと旭を再発見!」と盛り上げています。
旭支部には小学校24校、中学校12校、そして特別支援学校2校があり、現職会員数133名、校外会員89名で構成されています。コロナ禍で支部活動はままなりませんが、子どもたちの未来を思う仲間であり続けられたらと願っています。
=磯子支部= H4年卒 海老原 眞
磯子支部は、今年度、校内会員55名と校外会員55名の計110名の会員で構成されています。
磯子の街は、度重なる埋め立てによって、横浜市の中でも特に大きく様相を変えてきた街だと聞いています。かつての写真を見てみると、海が内陸に大きく迫り、沿岸では海苔の養殖が行われ、海水浴も盛んだった磯子ですが、現在、海岸沿いには近代化を支えてきた大きな工場群や賑やかな商業施設ができ、街を活性化させ、新たな発展を遂げています。現在、なかなか実施が難しい支部の活動ですが、今後、感染がおさまった際には、同じ母校を巣立ち、教育の最前線でご活躍されていた諸先輩方や現役で活躍されている先生方とお会いし、交流を深めていけることを楽しみにしているところです。
=金沢支部= H3年卒 浅野 修一
横浜市金沢区は昔から「金沢八景」に描かれているように風光明媚な地域です。今では、金沢自然公園、海の公園、称名寺など豊かな自然や文化遺産に囲まれて、とても暮らしやすい地域となっております。金沢支部は、小学校21校・中学校9校・義務教育学校西金沢学園と金沢養護学校、金沢総合高校があり、会員は校内外合わせて150名余りです。今年度も昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、支部総会・懇親会を中止にいたしました。毎年、会員のみなさんがたくさん参加してくださり、近況を伺ったり学校の様子を報告したりしながら楽しい時間を過ごしておりましたので、実施することができず大変残念でした。マスクを取って笑ったり話したりできる世の中になることを願わずにはいられません。来年こそ、たくさんの会員の皆様とお会いすることができることを楽しみにしております。
=港北支部= S63年卒 館 雅之
港北支部は、小学校26校、中学校9校、特別支援学校1校、把握できている校内会員127名(前年度比+2名)、校外会員88名(前年度比+2名)の大所帯です。
港北区の支部総会が開催できておらず、開催を望む声も聞かれますが、新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか実現できていません。
ある調査によれば、横浜市で人気の駅ランキングトップ10の中の3駅が港北区にあります。また、人口も増加傾向で、学校を取り巻く環境も急激に変化してきています。
そのような中であっても学校と地域の連携はどの学校も強く、変化の中でも大切にしなければいけない主軸はしっかりあるように思います。港北支部は校外会員も多く、OBの先輩方のお力をお借りすることも可能な地域です。
まだまだ先が見通せない時が続きますが、一日も早い感染収束を願い、変化の中でも変わらずに大切にしていくことを、様々な年齢層の会員とともに、知恵を出し合って、本区学校の教育諸活動がさらに充実していくことを目指してまいります。
=緑支部= H元年卒 山根 淳一
緑支部はその名の通り、緑豊かな地域で、JR横浜線の車窓からは横浜とは思えないような田園風景を眺めることができます。学校給食においても地元野菜をふんだんに取り入れた献立で、地元農家の方々とも深いつながりがあります。 特に田奈中学校ブロックの四つの小、中学校では、地元野菜をふんだんに使った児童・生徒が考えるレシピ集を毎年作成していて、保護者のみならず、関係各方面にも広く配付し、大変喜ばれています。
=青葉支部= S63年卒 杉山 明
令和3年度も、コロナ禍の中での学校活動でした。本校において2月には一週間の休校措置となり、学級閉鎖も続く事態でした。友松会においても総会、ブロック総会が中止となり、支部総会についても同様に開催することはできませんでした。
そのような状況の中、会報の配付や会費のお願いなど、支部長である私に校外会員や事務局の皆さまが温かい支援を下さり、何とか会報配布を行うことができました。
今年度も会長として何もできない一年となりましたが、支えていただいた皆様方に感謝しております。
一年間、ありがとうございました。
=都筑支部= S62年卒 相坂 俊
都筑区は、横浜の北部に位置し、さらに北側には川崎市宮前区が隣接している。区の南部および街道沿いには古くから開けていた「まち」、区の北部には昭和40年代に始まったニュータウン計画による「まち」と、それぞれ特色の異なる地域から構成されている。居住エリアだけでなく、商業エリア、農業エリア、工業エリアと「まち」の様相も多様である。平成6年に港北区・緑区から分区して誕生した、横浜市18区の中で、青葉区とともに最も新しい行政区である。
区内には教育機関も多く、30校の市立小・中学校、3校の県立高等学校、2校の私立中学校、3校の私立高等学校、そして外国人学校が1校と、多くの児童生徒が学んでいる。
支部としての活動は、令和2年の年明けから広がった新型コロナウイルス感染症への感染対策等の必要に鑑み、停止せざるを得ない状況となっている。今後、治療方法の確立が進むとともに、医療体制の安定化が図られるなど、その状況を見極めた上で、段階的に活動を再開していきたい。
=戸塚支部= S61年卒 梅田 巌
戸塚支部は、小学校26校、中学校8校、特別支援学校1校、計35校の大所帯です。
戸塚と言えば「箱根駅伝」の戸塚中継所。権太坂を登り切り、ほどなく下ると戸塚区に入ります。最初は平戸小の学区を南下します。次に平戸台小と品濃小そして秋葉小の学区をかすめて、柏尾小の学区に入ります。さらに上矢部小、鳥が丘小から矢部小、東戸塚小の学区を通り、戸塚小を通過します。次に南戸塚小と汲沢小との境目を通過し、最後に小雀小、大正小、東俣野小を通って藤沢へ抜けていきます。
他区と同じように戸塚区でも支部総会をはじめとする活動が中止になり、会員相互の交流を図ることができませんでしたが、花の2区を支える戸塚区35校でタスキをつなげ、これからも友松会を盛り上げていきたいと思います。
=栄支部= H2年卒 齋藤 由美子
栄支部は、今年度も懇親会等の支部活動を実施することができませんでした。 活動報告の代わりに、栄区自慢をさせていただきます。栄区と言えば、いたち川。全長6.16kmで、放課後にザリガニやドジョウを釣りに行く子どもたちもいます。シラサギやカワセミなども飛来します。上流部は自然豊かな水辺が多く、下流部はプロムナードが整備されています。そして、栄区のゆるキャラ【タッチーくん】は、子どもやお年寄りまで、人気のマスコットです。「2020年ゆるキャラグランプリTHE FINAL」ご当地部門で、神奈川県 第1位(全体28位)を獲得しました。栄区は、どこか昭和な雰囲気が漂いつつ、夢と自然あふれる素敵な区です。栄区で仕事ができて毎日幸せです。
=泉支部= S62年卒 中村 真弓
泉区は小学校16校、中学校8校と、横浜市内では比較的規模が小さい区です。区内は地域によって特徴がはっきりしており、学校区によって抱えている課題は様々かと思います。
そんな泉支部ですが、この春には大きい変化があります。「緑園義務教育学校」が令和4年4月に開校することです。緑園西小学校と緑園東小学校の学区を合わせた地域が緑園義務教育学校の学区となるということです。小学校にあたる前期課程と中学校にあたる後期課程の9年間を通した学びを行う義務教育学校が開校するということで、令和4年度からは泉支部にもまた新しい風が吹きそうです。 また、相鉄線のゆめが丘駅や横浜市営地下鉄の下飯田駅周辺の開発が進み、児童生徒も急速に増えそうな予感です。数年後の泉区・泉支部が楽しみです。 令和3年度も新型コロナウイルスの影響下でこれまでのような教育活動ができず、2年度に引き続き悩んだ1年でした。同様に友松会の支部活動も思うようにできずにおります。令和4年度には、友松会の活動ができるようになることを祈るばかりです。
=瀬谷支部= S61年卒 遠山 松雄
瀬谷支部は、市立小学校11校、中学校5校、特別支援学校1校、県立高等学校2校、特別支援学校3校から構成されています。校外会員の方も気を配って下さり、気持ちが温かくアットホームなかかわりを続けています。
今年度もコロナ禍で、区内の学校では様々な制約の中で工夫をしながら、地域や保護者の理解と協力のもと、授業や行事を行ってきました。ウィズコロナの時代に学校はどうあるべきなのか、模索する日々が続きます。
瀬谷区は、横浜市の西部に位置し、富士山や丹沢が見渡せる自然あふれる地域です。毎年、区内の八寺院をまわる「瀬谷八福神めぐり」をしていますが、区内で育った私から見ると、開発が進み様変わりしたなと実感しています。相鉄線の都心への乗り入れが始まり、花博が予定されている上瀬谷通信隊の跡地も含め、これからまだまだ区内は開発が進み発展していくことと思います。
=国大支部= H10年卒 小林 大介
コロナ禍において令和3年度の卒業式がパシフィコ横浜ノース、令和4年度入学式がパシフィコ横浜国立大ホールにて行われました。大人数が集まる行事は、まだまだいろいろな対策を講じた中での実施ではありますが、卒業した4年生は大学生活の後半半分がコロナ禍でしたから久しぶりの大きな行事であったかと思います。この原稿を書いている時点では、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置は発令されておらず、大学の新型コロナ感染拡大防止に対する行動指針値は、下から3番目の「1.5(感染拡大防止対策を講じた上で活動する)」となっています。そのような状況下で令和4年度の教育実習(Ⅰ)の小学校実習が実施となります。大半の学生がゴールデンウィーク明けの5月の半ばより神奈川県下の小学校でお世話になります。昨年度の1月に行われる予定でした中学校実習は、新型コロナウイルス第6波の影響で中止となりましたので、今年度の教育実習は無事に行われればよいなと願っております。神奈川県下の先生方におかれましては、いろいろなことに配慮されながらご指導いただくことになるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
=川崎支部= S53年卒 長沼 国徳
「 スズメのお宿 」
2年前、コロナで在宅勤務が増えた。家に居て、庭を眺めて、スズメをあまり見かけないことに気づいた。そこで、スズメが来るようにと願い、餌のアワやヒエ等をあげることにした。
初めは、スズメが来ても、餌に気づかずに飛び去ることが多かった。妻から「雑草が生えてくる」と叱られたが、雑草を取りながら餌やりを続けた。やっと数羽が餌を食べに来るようになった。冬になるころは、餌場と認識し、毎日来るようになった。数も十数羽に増えてきた。
再び秋になったので、自然の中でのエサを探すようにと考え、餌の量を減らした。しかし、2度目の冬が来る頃には、五十羽ちかくの雀が来るようになった。スズメの世界の情報伝達力の強さには驚かされた。また、どこに行けば餌にありつけるかをよく覚えているものだと感心もした。改めて、スズメは、巣をどこに作っているのか心配になった。昔は、棟瓦の隙間や瓦と軒の隙間などに巣を作っていた。軒下で巣の枯れ草などが覗いているのを見たことを思い出した。今の住宅にはそんな隙間もなく、コンクリート製の集合住宅でも巣は作れない。どんな所に巣を作っているのか、探したいと思う。
=幸支部= S57年卒 髙木 充
令和3年度もコロナの終息が叶わず、支部の総会・懇親会は中止としました。支部の会員と顔を合わせて話をする機会が得られず残念です。支部報告の代わりに川崎市幸区の初任者の状況を少しご紹介します。令和3年度、川崎市内の初任者は全校種(養護教諭、栄養職員含む)合わせて200名以上になりますが、そのうち幸区の15校に28名の新人を迎えました。(小15名、中7名、高6名)少し残念なのがこの28名のうち友松会会員が1名であること。もう少し増えてほしいところです。コロナで通常の教育活動が難しい中、GIGA端末を駆使して児童生徒の学習をサポートし、教師としての資質を身に着けるべく、奮闘しているようです。
=中原支部= S54年卒 紺野 義輝
今年度の支部活動も役員間の情報交換程度にとどまり、支部総会・懇親会を開催することはできませんでした。それとともに会費納入者数も減り、頭の痛いところです。一日も早く安心して交流できる日常が戻ってくることを願っています。
「中原平和公園」(東急線元住吉駅から徒歩5分)を紹介します。園内には、であいの広場、はだしの広場、野外音楽堂等のほか「平和」をテーマとした施設として、平和記念像や彫刻展示広場、1992年にオープンした「川崎市平和館」があります。恒久平和を願う公園として、地域住民に長く親しまれています。見事な桜並木もお勧めです。
=高津支部= S44年卒 中村 研二
コロナ禍の為ここ2年間、友松会の諸行事が中止となっています。これによる友松会会員同士の交流がなくなると同時に友松会に対する意識の低下も懸念されます。特に校外会員においては自粛生活を強いられ不要不急の外出を控えるようになり、多くの校外会員はコロナ感染を恐れ、自宅で過ごすようになっているのではないかと思います。 ここで意外と知られていませんがコロナ感染症の二次被害として自粛生活により家に閉じこもることで多くの老人がフレイル(運動機能や認知機能の低下)状態となり寝たきりや認知症の患者が今後、増えてくるのではないかと予想されます。 今後、一刻も早くコロナが収束し以前のような生活を取り戻し、友松会の活動も活発となり多くの会員との交流が持たれることを願っています。
=宮前支部= S49年卒 阪本 智子
今年は、川崎市宮前区にあります施設をご紹介いたします。2020年、川崎フロンターレはJリーグ連覇を達成しました。川崎フロンターレは以前から社会貢献を心がけてくれています。そのうちの一つに、『フロンタウンさぎぬま』というフットサル場があります。ホームタウンである川崎市に、家族や地域で気軽に楽しめ、より身近に感じてもらえるフットサルの場や機会を設け、フロンターレの街を広げていきたいとの思いから、2006年に設立されました。田園都市線鷺沼駅から徒歩3分の所に6面のコートがあり、いつもにぎわっています。
また、鷺沼郵便局前のポストや駅の自動販売機がフロンターレ色で、楽しいです。フロンターレの活躍とコロナの終息を願っています。
=多摩支部= S54年卒 山崎 惠子
令和3年度の総会は、昨年に引き続き中止となりました。
そこで、今回は多摩支部の地域紹介をいたします。多摩支部長新田渉世氏が会長を務める「川崎新田ボクシングジム」は、小田急線「向ヶ丘遊園」駅近くにあります。JR南武線「登戸」駅からも徒歩6分程に位置し、「生田緑地」とは目と鼻の先の場所に位置しています。この「生田緑地」は、多摩区の代表的な観光名所です。自然豊かな緑地の中には、自然系博物館「かわさき宙(そら)と緑の科学館」があり、プラネタリウムや資料室があります。世界最高水準のプラネタリウムでは、幼児から大人まで天文の不思議な世界を楽しむことができます。他にも古民家野外博物館「日本民家園」には、江戸時代そのままの民家など25の文化財建造物が移築・展示されています。さらに、川崎生まれの芸術家・岡本太郎氏の芸術作品が展示されている「岡本太郎美術館」、ドラえもんで著名な漫画家藤子氏の「川崎 藤子・F・不二雄ミュージアム」など、川崎市の文化や芸術、自然を集めた地区となっています。ゆっくり散策していただき、是非、楽しんでいただきたいと思います。
=麻生支部= S49年卒 黒田 為
2021年度の麻生支部の会員数は、校内会員31名、校外会員27名、計58名となりました。
新型コロナウイルスの蔓延は、東京オリンピックを挟んで数字の上では衰えを見せず、今年度も支部総会の開催を断念せざるを得ませんでした。2年間のブランクはさすがに大きく、会費徴収のご案内に添えて一言メモをしたり、可能な限り電話連絡したりして、何とかつながりを切らないようにしていこうとしています。
麻生区は稲城・多摩・町田の東京三市と横浜市青葉区と境を接しているだけでなく、新宿まで急行電車でわずか30分という便利な町としての価値は高まっています。一方で多摩丘陵の自然をそして里山を残していこうという動きも強く、地域のコミュニケーションの中心として果たす学校の役割は重要です。それを取り囲む一員として、本支部が少しでも尽力ができたらうれしいですね。
=横須賀支部= S45年卒 森本 久美子
令和3年度もコロナ禍で、総会等懇親を深める事業は実施できませんでした。その窮地の中にもかかわらず、運営や地区代表に新たな人材が応募してくださいました。現状では会員との貴重な窓口である各戸各校訪問による会費徴収や、総会要項、広報紙づくりには、運営も地区代表もこぞって取り組みました。今年も会員の皆様とかすかながらでもふれあう機会を持てたことは幸いでした。次年度こそ、ここ2年間のご無沙汰を、感謝の気持ちを持って取り戻せればと願っています。ところで今年の大河は「鎌倉殿の13人」、すでに三浦義村役の山本耕史さんも来訪されましたが、中世の雰囲気を残し、重文も多数存在する衣笠城や三浦党の故地大矢部、運慶仏の浄楽寺などに皆様もぜひお出でください。
=逗葉支部= S50年卒 両角 篤
逗葉地区は,小学校9校・中学校5校と小規模の地区です。令和2年度に引き続き令和3年度もコロナ禍により支部総会が開催できず,2年続けて支部活動を思うように進めることができませんでした。
このような中ですが,逗子市立沼間小学校の酒井慎太郎教諭が令和2年度松沢研究奨励賞を受賞いたしましたことは,支部にとってうれしいところです。令和4年度は,是非,支部総会を開催し,支部会員の交流を図りたいと思います。コロナ禍の早い収束を願うばかりです。
会員の高齢化,校内会員数の減少等の課題を抱える支部ですが,少しでも支部活動の活性化が図れればよいと思っています。
=三浦支部= S51年卒 森 カヨ子
県外から来て国大に学び、三浦市に赴任した仲間も多い。改めて、三浦の魅力を確かめてみる。
東は東京湾越しに房総半島、西は相模湾越しに伊豆半島と富士、南は太平洋に続く海上に大島を臨む風光明媚な半島の先端に位置する。気候は温暖で夏はスイカ、冬は大根、春はキャベツ…、高台には一年中青々とした畑が広がっている。坂を下ると三崎漁港。魚市場を中心に鮮魚を扱う店や加工場。典型的な半農半漁の町。
私が初めて担任した学級の1/3は遠洋漁業、1/3は農業、残りの1/3は公務員か商店、会社員はゼロ。しかし半世紀たった今、漁業従事者は激減し、住宅の開発と共に会社員が増えたが人口減。中学校は4校から3校に、小学校もいずれ3校にという新しい動きの中にある。
会員は現在、校内21名、校外20名。コロナ禍、地域で、学校現場で、未来に向けて最善を尽くす会員の協力を得て、何ができるか何をすべきか思案中である。
=鎌倉支部= S56年卒 三島 久司
鎌倉支部では、令和3年度も令和2年度に続き新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止及びその予防のため、これまでの支部活動を展開することができませんでした。支部全体で集うことが難しく、例年開催していました総会も実施することができず、感染状況や国・県・市等の動向の把握に努めるばかりでした。しかし、支部内では、学生会員、新規採用者や他地区からの異動者、私立学校内の会員、そして教職員でない会員の皆様も含めた支部会員の把握及びコロナ禍での活動の進め方も含めた取り組みが必要となってきています。支部内同期会の実施、中学校区内や校種内での交流等を今後も推進しながら、会員の増加について、支部役員を中心として、協働して努めてまいります。
=藤沢支部= S54年卒 若林 豊
新型コロナ感染拡大により本年度も支部活動を中止せざるを得ず、「友松111号」の発送作業のみという状況でした。支部の活動報告も儘ならぬので、とりあえず手前勝手な徒然文を支部報告に代えさせていただきます。私は、横国大の旧清水ヶ丘キャンパスを記憶する最後の代ですが、その入学時から47年の時が過ぎ、わずか4か月余りの清水ヶ丘の思い出もセピア色に霞んできております。リタイア後、徘徊を趣味にしているところ、機会あって旧清水ヶ丘キャンパス近辺をうろつきました。国大の門前町として賑わった「ドンドン商店街」や正門までの息の切れる道筋はそのままですが、清水ヶ丘時代の懐かしい空気は思い起こせませんでした。
あの頃の私に戻って~(ユーミン)…暫し黙想
=茅寒支部= S60年卒 國分 一哉
本支部では、例年ですと年4回の役員会を開き、支部の運営や課題について協議するとともに、毎年9月第2土曜日に総会「ふれあいの集い」を開催しています。しかし、今年度・昨年度の二年間、役員会を開くこともできず、「友松」の発送作業を行っただけとなっています。一日も早く収束することを願っています。
茅・寒支部では、会費の集金にゆうちょ銀行の振込を利用しています。財政難から会員の皆様に手数料を負担していただいています。できるだけご負担をかけないようにと、役員が集金に伺っていますが、コロナの状況もあり校内会員の集金が思うようにできませんでした。コンビニ払いも今後活用して行くことを検討します。
校外会員のところに集金に伺って、コミュニケーションをとることは、それなりに意義のあることだとも感じています。
=平塚支部= S62年卒 下山 賢治
現在、平塚支部は、校外会員約80名と校内会員50名が所属しています。毎年夏に開催していた平塚支部総会・懇親会は、今年度も新型コロナウイルス感染症予防のために実施することができませんでした。そのような状況で、校外会員の会費の徴収や会誌の配布については、校外役員の方々が担当地区を回って下さり、会員の輪をつなげてくださっています。
現在、学校はウィズコロナの中で、感染対策をしながら創意工夫をし今できる教育活動を進めているところです。この状況が収束して、支部総会で会員の皆様とお会いし、新しい学校について語り合える時が少しでも早くくることを願っています。
=中郡支部= H6年卒 北川 慶太
中郡支部は、小学校5校と中学校4校の小さな支部です。現役会員28名と校外会員28名の計56名で構成されています。毎年秋に支部総会を実施してきました。新型コロナウイルス感染症の状況は相変わらずですが、教育現場では、感染防止に最大限の配慮をしつつも、工夫と発想の転換を図り、子どもたちにとって貴重な出会いや学習活動の機会を確保することに努めてきました。
また、年に1回の楽しい支部総会をどうにか開催できないかと検討を重ねてきました。しかし、今般の新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、会員の皆さまの命と安全を守るため、今年度の友松会中郡支部総会は中止とせざるをえないという苦渋の決断をいたしました。
そんな中ではありますが、「令和3年度友松会会費納入のお願い」に対しまして、多くの会員の皆様からご協力いただきました。特に現職会員におかれましては、全員からご協力をいただきました。「中郡友松会の団結力の強さ」を実感しました。
新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束し、来年度の支部総会後が実現できることを願うばかりです。さらに、総会後の懇親会においては、多くの会員の皆様との歓談により親睦を深められ、恒例の校歌と学生歌を参加者全員で声高らかに斉唱できることを切に祈っています。
=伊勢原支部= S61年卒 橋口 龍郎
新型コロナウイルス感染症の影響により,令和3年度になっても従来のような活動が実施できませんでした。事務局も会費納入に係る事務が主となり,会員の皆様に大変申し訳ないと思う日々でしたが,多くの方にご協力をいただき,会員の皆様の温かい心に触れ,ありがたい限りでした。
支部総会は実施できませんでしたが,総会資料は作成し,会員に配付しました。その際,このような状況でも事務局として少しでもできることはないかと考え,資料内の「沿革」ページについて,他の資料も確認しながらリニューアルしました。
=秦野支部= S60年卒 田中 健嗣
本年度はコロナ禍の中で会長を引き継ぎ、手探りの中で活動を行いました。
昨年度同様、新型コロナ感染予防対策として、まず支部総会を「書面開催」とし、封書で議案書を送付し、同封したはがきで採決を取りました。また、はがきに「通信欄」を設け、各会員の近況を把握できるようにしました。校外会員の方から、コロナ禍で苦労している学校現場をねぎらう温かいメッセージをいただき、大変ありがたく感じました。
令和4年度に活動が再開できるか不安はありますが、会員のみなさんと総会でお会いできる日が来ることを楽しみにしながら、また「新しい生活様式」に則った支部の運営を目指していきたいと思います。
=足柄上支部= S59年卒 小塚 亮一
足柄峠(南足柄市)、中井中央公園(中井町)、富士見塚(大井町)、西平畑公園(松田町)、丹沢湖(山北町)、あじさいの里(開成町)など、多くの富士山のビュースポットがある1市5町で足柄上支部は組織されています。
支部内には小学校が16校、中学校が8校あり、校内会員43名、校外会員70名で構成されています。会費納入の際には、校外会員の皆様から地区役員に温かな励ましの言葉や労いの言葉をかけていただき、感謝申しあげます。
令和3年度も新型コロナウイルス感染症防止のために支部総会を開催することができませんでした。一日でも早く感染症が収束し、従来の活動ができることを願っています。
=小田原・下支部= S45年卒 津田 博
小田原・足柄下支部の会員数は、約210名です。今年度の国大卒業新入会員は0です。
令和3年度も新型コロナウイルスの影響で役員会、地区委員会まではなんとかできたのですが、支部総会及び秋の懇親会は中止せざるを得なくなりました。
しかし、地区委員や各学校責任者の皆様のご尽力で会報「友松」等をお届けでき、会費も例年通り事務局へ納めることができましたことに感謝いたします。令和2年度の支部運営費は振込手数料・郵送料や総会資料作成・会報等を、お届けする経費は、地区委会開催費を含めて本部からの支部活動費の約4割です。
=大和支部= S59年卒 二見 明子
大和支部には、小学校19校と中学校9校計28校があり、会員は、校内会員62名校外会員49名の全111名です。
例年は、11月末に、会長様や副会長様にご臨席いただき、支部総会並びに懇親会を開催しています。会を支えてこられた先輩方とフレッシュな採用者を囲み、懐かしい思い出話や最近の学校事情の話、最近の大学の話などで盛り上がります。
今年度は、紙面による支部総会と2回の役員会を開催し、絆の継続に努めているところです。
一日も早くコロナ感染症が落ち着き、会員相互の親睦を深める本会が開催できることを願っています。
=相模原支部= S59年卒 高橋 真美
『不易流行』教育の場面でもよく聞かれる言葉です。コロナ禍で、どれだけ問い続けたかわかりません。「何が変わり、何が変わらないのか」と。学校運営においても、「何を変え、何を変えないのか」という視点で、振り返ってきました。
人と人との“つながり”に目を向けると、つながり方は変わった部分が多いかもしれませんが、“つながり”そのものの価値は変わることはないと思います。
相模原支部の会員同士も、以前のようなつながり方は難しくなっているかもしれませんが、横浜国立大学の同窓であるという“つながり”の価値は、変わることはありません。
=高座支部= S60年卒 住田 順二
高座支部は、海老名市、座間市、綾瀬市の3市で成り立っています。新型コロナの猛威により連携も難しく活動も停止している状態となりました。支部内の会員の皆様には大変ご迷惑をおかけしています。
全体では校内会員86名(座間30名、海老名34名、綾瀬22名)、校外会員69名(座間26名、海老名26名、綾瀬17名)の155名です。行政や管理職で活躍中の会員も大勢います。最近は、新会員の採用が大変少なくなってきている状況です。
次に、3年に一度新体制への引継ぎ時に定例の高座支部総会を開催し、懇親も図っています。次年度からは新体制の基、活動が再開されるものと思います。各市とも校外会員は高齢化が進んでいますが、大変協力的であり寄付金も寄せていただく方も多くいます。母校への思いが感じ取れ、ここに改めて感謝申し上げます。
=厚木愛甲支部= S61年卒 大田垣 洋
厚木愛甲支部は、厚木市・愛川町・清川村に小学校31校と中学校18校があり、令和3年度の会員数は、校内会員50名、校外会員37名、合計87名です。
昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により、支部総会は紙面開催とし、校外会員の集い、校内会員の集いは、残念ながら中止としました。
このような状況の中、令和3年度は、会員からの投稿を募って「厚木愛甲支部だより」を発行しました。校外会員の諸先輩方からは、近況と合わせて学校現場で奮闘する校内会員への温かいエールも多く寄せていただきました。今後もしばらくは、厳しい状況が続きそうですが、会員相互のつながりが途切れることのないよう、できることを模索しながら活動していきたいと思います。
=津久井支部= S61年卒 小野澤 克己
津久井支部は校内会員11名、校外会員16名の計27名で構成されています。相模原市との合併後も、津久井支部として活動しています。
今年も、コロナ禍で、学校現場は対策で追われてしまいました。津久井支部でも例外ではなく、検温や健康観察、消毒などクラスターを発生させないよう日々生活しています。
また、今年は2年に1回の津久井支部総会の年ですが、このような状況下では開催を断念せざる得ませんでした。
収まったかと思うとまた新たな株が発生し油断できない日が続いていますが、早くいつも通りの生活に戻れるようになって欲しいものです。
=東京支部= S57年卒 渡邉 安則
東京支部は5月,10月,2月の会報発行を継続してきましたが、諸般の事情で停滞していたものを令和2年度に復活でき、令和3年度にもページは減少したものの継続できています。今後も何とか継続していきたいと事務局では考えておりますので、会員の皆さまに原稿をお願いするなど進めております。
会員の高齢化は相変わらずのため、今後情況が改善されたときにどのようにしてお集まりいただくことができるかは大きな課題です。交通の利便など、あれこれ考えながら企画を立てていきたいものと思います。
本部から頂いたご連絡も随時会員の皆さまにお伝えしています。オンラインでの行事にご参加いただいているかまでは確認していませんが、本部と支部との関係を繋いでいくためにもご連絡を頂くことは非常に重要です。たいへんありがたく思っております。
早々にコロナ禍がおさまって、会員の皆さまとお会いしてお話しできるときが来ることを強く期待しています。改めて東京の諸行事についてお伝えできる日が、一日も早く来てくれることを望んでおります。
鶴見支部は小学校22校、中学校10校、市立高等学校2校で構成されています。校内会員は114名、校外会員は67名を数えます。今年度もコロナ禍のため、昨年度同様にほぼすべての活動が行えなくなっています。見通しの効かない状況ですが、4年度にはなんとか活動が再開できることを願っています。
さて、鶴見区は多文化が共生するまちとして知られていますが、中でも沖縄の文化に触れる機会が数多くあります。実際、区役所から「沖縄タウン鶴見マップ」なども発行されています。また、令和4年にはNHKの連続テレビ小説で、沖縄出身の主人公が住む場所に鶴見が使われるそうです。この機会に、鶴見区の良さがより多くの人に伝わっていくことを期待しています。
=神奈川支部= S63年卒 鳥山 真
昨今の状況で支部の活動が思うようにできない1年でしたので、今回は支部のある横浜市神奈川区を紹介します。神奈川区は横浜の魅力を凝縮したような地域で、大口通や六角橋などの古くからの商店街があり、日産自動車などのある京浜工業地帯、菅田・羽沢の農専地区、中央卸売市場もあり、ベイサイドには新しい高層マンションもできています。また、旧神奈川宿を中心とした史跡等も見られます。そんないろいろな顔をもつ神奈川区ですが、マスコットは「かめ太郎」。なぜカメかというと、神奈川区には浦島太郎伝説があるからです。地名にちなんだ浦島丘中学校、浦島小学校もあります。魅力いっぱいの地域にある神奈川支部です。よろしくお願いします。
=西支部= H9年卒 寺岡 徹
私たち西支部は横浜の中心に位置し、小学校9校、中学校5校と学校数こそ少ないものの、友松会会員の結束は固く、校内会員55名、校外会員20名の、合計75名の会員が所属しています。
当支部では、例年、友松会会長をお迎えし、支部総会・懇親会を行っておりました。昨年度、今年度ともにコロナ禍ということで様々な友松会行事が中止となる中、西支部の総会・懇親会も残念ながら中止とさせていただきました。
しかしながら、そんな中でも、校外会員の先輩方のお力添えのもと、「支部だより」の発行を計画しております。なかなか会うことができない状況が続きますが、会員の皆様の近況だけでもお伝えし、西支部の絆が深められることを期待しています。
=中支部= S61年卒 水島 貴志
中区は横浜市庁舎、横浜スタジアム、山下公園、中華街などがある文字通り「横浜の中心部」で、友松会中支部は、小学校10校、中学校5校、高等学校1校で構成され、校内会員50名、校外会員35名が所属しています。
中支部では、毎年2月に中華街で総会を開き、その後の懇親会では管理職も若い会員も一緒になって和気あいあいと過ごすことが恒例となっておりましたが、昨年度に引き続き今年度もコロナ禍の影響で会をもつことができておりません。新会員も含め、まだ名前を知るだけで顔も合わせたことがない会員も多くなってきました。中支部会員みんなが顔を一堂に合わせて友好を深め、「友松会」の意義を再確認できる日が来ことを切に願っております。
=南支部= S63年卒 金子 正人
今年度もコロナの影響で支部としての活動はできませんでした。活気あふれる商店街をはじめ、古くからの神社仏閣が多く残り「下町・歴史」を感じさせてくれる街、南区。「南の風はあたたかい」のキャッチフレーズの通り、南支部はこれまで支部総会と懇親会を盛大に(?)開いてきましたが、今年はコロナの影響で支部としての活動が残念ながらできませんでした。南区はピーク時には感染者数が市内でも最多クラスでしたので、どの学校も感染予防と学習活動の両立に苦労しながら手探りの1年を過ごしてきました。
南支部には市立学校が小学校17校、中学校8校、特別支援学校2校、高等学校2校、その他に横浜国大附属中学校・特別支援学校があります。
会員数は、校内会員83名、校外会員37名、計120名です。令和4年度こそコロナが終息し、会員皆で再び集えることを祈っています。
=港南支部= H元年卒 瀧田 健二
昨年度に引き続き、令和3年度もコロナ禍で支部の活動が殆どできない1年となりました。新しい生活様式を余儀なくされましたが、考えようによっては「ピンチをチャンスに」変える機会でもありました。ICT推進の一面では、明らかに壁を突き抜け、大きく変革しました。テレワークやオンラインWEB会議も身近なものとなりました。
学校現場では、新学習指導要領が実施され、横浜市においてはGIGA元年というべき一人一台端末が実現しました。これにより大きく授業改善もなされました。子どもたちが当たり前のように端末を文房具の一つとして活用しています。オンラインによる研修会や一斉授業研究会も行われました。何事も前向きに捉え、時代に合った取り組みに変革していきたいと思います。
=保土ケ谷支部= S63年卒 齋藤 容二
母校横浜国立大学のお膝元保土ケ谷支部は、小中高特支学校計29校、西部学校教育事務所、特別支援教育総合センターがあり、校内会員100名、校外会員61名が所属しています。
区内には南北に国道1号線、東西に国道16号線が走っていますが、古来より古東海道、旧東海道、保土ケ谷宿等があり交通の要衝の地でした。令和4年(2022年)に創立150年(明治6年創立)を迎える小学校が2校(保土ケ谷小学校、星川小学校)あり、長い歴史の上に現在に至っています。
現在、星川駅を中心とした「まちづくりプロジェクト」が進行しており、相鉄線高架化に伴う道路整備、高架下活用等が大規模に進められていますが、そのプロジェクトには横浜国立大学の教授や学生がかかわり、よりよいまちづくりのためにアイデアを提供しています。大学連携で言うと、区役所とも連携して区内各校への学生ボランティア紹介も継続して行われています。 保土ケ谷支部は、これからも数々の歴史から学び、大学との連携、会員相互の親睦を図り、今と未来の教育のために努力してまいります。
=旭支部= S62年卒 笹原 洋子
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する畠山重忠公の終焉の地が旭区です。畠山重忠公は清廉潔白で思いやりがあり、力も強く、音楽の才能もある「鎌倉武士の鑑」と言われた武将でした。今年、旭区では小中学生に畠山重忠公を紹介したり、重忠ブランドを認定したりすることで「ふるさと旭を再発見!」と盛り上げています。
旭支部には小学校24校、中学校12校、そして特別支援学校2校があり、現職会員数133名、校外会員89名で構成されています。コロナ禍で支部活動はままなりませんが、子どもたちの未来を思う仲間であり続けられたらと願っています。
=磯子支部= H4年卒 海老原 眞
磯子支部は、今年度、校内会員55名と校外会員55名の計110名の会員で構成されています。
磯子の街は、度重なる埋め立てによって、横浜市の中でも特に大きく様相を変えてきた街だと聞いています。かつての写真を見てみると、海が内陸に大きく迫り、沿岸では海苔の養殖が行われ、海水浴も盛んだった磯子ですが、現在、海岸沿いには近代化を支えてきた大きな工場群や賑やかな商業施設ができ、街を活性化させ、新たな発展を遂げています。現在、なかなか実施が難しい支部の活動ですが、今後、感染がおさまった際には、同じ母校を巣立ち、教育の最前線でご活躍されていた諸先輩方や現役で活躍されている先生方とお会いし、交流を深めていけることを楽しみにしているところです。
=金沢支部= H3年卒 浅野 修一
横浜市金沢区は昔から「金沢八景」に描かれているように風光明媚な地域です。今では、金沢自然公園、海の公園、称名寺など豊かな自然や文化遺産に囲まれて、とても暮らしやすい地域となっております。金沢支部は、小学校21校・中学校9校・義務教育学校西金沢学園と金沢養護学校、金沢総合高校があり、会員は校内外合わせて150名余りです。今年度も昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、支部総会・懇親会を中止にいたしました。毎年、会員のみなさんがたくさん参加してくださり、近況を伺ったり学校の様子を報告したりしながら楽しい時間を過ごしておりましたので、実施することができず大変残念でした。マスクを取って笑ったり話したりできる世の中になることを願わずにはいられません。来年こそ、たくさんの会員の皆様とお会いすることができることを楽しみにしております。
=港北支部= S63年卒 館 雅之
港北支部は、小学校26校、中学校9校、特別支援学校1校、把握できている校内会員127名(前年度比+2名)、校外会員88名(前年度比+2名)の大所帯です。
港北区の支部総会が開催できておらず、開催を望む声も聞かれますが、新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか実現できていません。
ある調査によれば、横浜市で人気の駅ランキングトップ10の中の3駅が港北区にあります。また、人口も増加傾向で、学校を取り巻く環境も急激に変化してきています。
そのような中であっても学校と地域の連携はどの学校も強く、変化の中でも大切にしなければいけない主軸はしっかりあるように思います。港北支部は校外会員も多く、OBの先輩方のお力をお借りすることも可能な地域です。
まだまだ先が見通せない時が続きますが、一日も早い感染収束を願い、変化の中でも変わらずに大切にしていくことを、様々な年齢層の会員とともに、知恵を出し合って、本区学校の教育諸活動がさらに充実していくことを目指してまいります。
=緑支部= H元年卒 山根 淳一
緑支部はその名の通り、緑豊かな地域で、JR横浜線の車窓からは横浜とは思えないような田園風景を眺めることができます。学校給食においても地元野菜をふんだんに取り入れた献立で、地元農家の方々とも深いつながりがあります。 特に田奈中学校ブロックの四つの小、中学校では、地元野菜をふんだんに使った児童・生徒が考えるレシピ集を毎年作成していて、保護者のみならず、関係各方面にも広く配付し、大変喜ばれています。

=青葉支部= S63年卒 杉山 明
令和3年度も、コロナ禍の中での学校活動でした。本校において2月には一週間の休校措置となり、学級閉鎖も続く事態でした。友松会においても総会、ブロック総会が中止となり、支部総会についても同様に開催することはできませんでした。
そのような状況の中、会報の配付や会費のお願いなど、支部長である私に校外会員や事務局の皆さまが温かい支援を下さり、何とか会報配布を行うことができました。
今年度も会長として何もできない一年となりましたが、支えていただいた皆様方に感謝しております。
一年間、ありがとうございました。
=都筑支部= S62年卒 相坂 俊
都筑区は、横浜の北部に位置し、さらに北側には川崎市宮前区が隣接している。区の南部および街道沿いには古くから開けていた「まち」、区の北部には昭和40年代に始まったニュータウン計画による「まち」と、それぞれ特色の異なる地域から構成されている。居住エリアだけでなく、商業エリア、農業エリア、工業エリアと「まち」の様相も多様である。平成6年に港北区・緑区から分区して誕生した、横浜市18区の中で、青葉区とともに最も新しい行政区である。
区内には教育機関も多く、30校の市立小・中学校、3校の県立高等学校、2校の私立中学校、3校の私立高等学校、そして外国人学校が1校と、多くの児童生徒が学んでいる。
支部としての活動は、令和2年の年明けから広がった新型コロナウイルス感染症への感染対策等の必要に鑑み、停止せざるを得ない状況となっている。今後、治療方法の確立が進むとともに、医療体制の安定化が図られるなど、その状況を見極めた上で、段階的に活動を再開していきたい。
=戸塚支部= S61年卒 梅田 巌
戸塚支部は、小学校26校、中学校8校、特別支援学校1校、計35校の大所帯です。
戸塚と言えば「箱根駅伝」の戸塚中継所。権太坂を登り切り、ほどなく下ると戸塚区に入ります。最初は平戸小の学区を南下します。次に平戸台小と品濃小そして秋葉小の学区をかすめて、柏尾小の学区に入ります。さらに上矢部小、鳥が丘小から矢部小、東戸塚小の学区を通り、戸塚小を通過します。次に南戸塚小と汲沢小との境目を通過し、最後に小雀小、大正小、東俣野小を通って藤沢へ抜けていきます。
他区と同じように戸塚区でも支部総会をはじめとする活動が中止になり、会員相互の交流を図ることができませんでしたが、花の2区を支える戸塚区35校でタスキをつなげ、これからも友松会を盛り上げていきたいと思います。
=栄支部= H2年卒 齋藤 由美子
栄支部は、今年度も懇親会等の支部活動を実施することができませんでした。 活動報告の代わりに、栄区自慢をさせていただきます。栄区と言えば、いたち川。全長6.16kmで、放課後にザリガニやドジョウを釣りに行く子どもたちもいます。シラサギやカワセミなども飛来します。上流部は自然豊かな水辺が多く、下流部はプロムナードが整備されています。そして、栄区のゆるキャラ【タッチーくん】は、子どもやお年寄りまで、人気のマスコットです。「2020年ゆるキャラグランプリTHE FINAL」ご当地部門で、神奈川県 第1位(全体28位)を獲得しました。栄区は、どこか昭和な雰囲気が漂いつつ、夢と自然あふれる素敵な区です。栄区で仕事ができて毎日幸せです。

=泉支部= S62年卒 中村 真弓
泉区は小学校16校、中学校8校と、横浜市内では比較的規模が小さい区です。区内は地域によって特徴がはっきりしており、学校区によって抱えている課題は様々かと思います。
そんな泉支部ですが、この春には大きい変化があります。「緑園義務教育学校」が令和4年4月に開校することです。緑園西小学校と緑園東小学校の学区を合わせた地域が緑園義務教育学校の学区となるということです。小学校にあたる前期課程と中学校にあたる後期課程の9年間を通した学びを行う義務教育学校が開校するということで、令和4年度からは泉支部にもまた新しい風が吹きそうです。 また、相鉄線のゆめが丘駅や横浜市営地下鉄の下飯田駅周辺の開発が進み、児童生徒も急速に増えそうな予感です。数年後の泉区・泉支部が楽しみです。 令和3年度も新型コロナウイルスの影響下でこれまでのような教育活動ができず、2年度に引き続き悩んだ1年でした。同様に友松会の支部活動も思うようにできずにおります。令和4年度には、友松会の活動ができるようになることを祈るばかりです。
=瀬谷支部= S61年卒 遠山 松雄
瀬谷支部は、市立小学校11校、中学校5校、特別支援学校1校、県立高等学校2校、特別支援学校3校から構成されています。校外会員の方も気を配って下さり、気持ちが温かくアットホームなかかわりを続けています。
今年度もコロナ禍で、区内の学校では様々な制約の中で工夫をしながら、地域や保護者の理解と協力のもと、授業や行事を行ってきました。ウィズコロナの時代に学校はどうあるべきなのか、模索する日々が続きます。
瀬谷区は、横浜市の西部に位置し、富士山や丹沢が見渡せる自然あふれる地域です。毎年、区内の八寺院をまわる「瀬谷八福神めぐり」をしていますが、区内で育った私から見ると、開発が進み様変わりしたなと実感しています。相鉄線の都心への乗り入れが始まり、花博が予定されている上瀬谷通信隊の跡地も含め、これからまだまだ区内は開発が進み発展していくことと思います。
=国大支部= H10年卒 小林 大介
コロナ禍において令和3年度の卒業式がパシフィコ横浜ノース、令和4年度入学式がパシフィコ横浜国立大ホールにて行われました。大人数が集まる行事は、まだまだいろいろな対策を講じた中での実施ではありますが、卒業した4年生は大学生活の後半半分がコロナ禍でしたから久しぶりの大きな行事であったかと思います。この原稿を書いている時点では、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置は発令されておらず、大学の新型コロナ感染拡大防止に対する行動指針値は、下から3番目の「1.5(感染拡大防止対策を講じた上で活動する)」となっています。そのような状況下で令和4年度の教育実習(Ⅰ)の小学校実習が実施となります。大半の学生がゴールデンウィーク明けの5月の半ばより神奈川県下の小学校でお世話になります。昨年度の1月に行われる予定でした中学校実習は、新型コロナウイルス第6波の影響で中止となりましたので、今年度の教育実習は無事に行われればよいなと願っております。神奈川県下の先生方におかれましては、いろいろなことに配慮されながらご指導いただくことになるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
=川崎支部= S53年卒 長沼 国徳
「 スズメのお宿 」
2年前、コロナで在宅勤務が増えた。家に居て、庭を眺めて、スズメをあまり見かけないことに気づいた。そこで、スズメが来るようにと願い、餌のアワやヒエ等をあげることにした。
初めは、スズメが来ても、餌に気づかずに飛び去ることが多かった。妻から「雑草が生えてくる」と叱られたが、雑草を取りながら餌やりを続けた。やっと数羽が餌を食べに来るようになった。冬になるころは、餌場と認識し、毎日来るようになった。数も十数羽に増えてきた。
再び秋になったので、自然の中でのエサを探すようにと考え、餌の量を減らした。しかし、2度目の冬が来る頃には、五十羽ちかくの雀が来るようになった。スズメの世界の情報伝達力の強さには驚かされた。また、どこに行けば餌にありつけるかをよく覚えているものだと感心もした。改めて、スズメは、巣をどこに作っているのか心配になった。昔は、棟瓦の隙間や瓦と軒の隙間などに巣を作っていた。軒下で巣の枯れ草などが覗いているのを見たことを思い出した。今の住宅にはそんな隙間もなく、コンクリート製の集合住宅でも巣は作れない。どんな所に巣を作っているのか、探したいと思う。
=幸支部= S57年卒 髙木 充
令和3年度もコロナの終息が叶わず、支部の総会・懇親会は中止としました。支部の会員と顔を合わせて話をする機会が得られず残念です。支部報告の代わりに川崎市幸区の初任者の状況を少しご紹介します。令和3年度、川崎市内の初任者は全校種(養護教諭、栄養職員含む)合わせて200名以上になりますが、そのうち幸区の15校に28名の新人を迎えました。(小15名、中7名、高6名)少し残念なのがこの28名のうち友松会会員が1名であること。もう少し増えてほしいところです。コロナで通常の教育活動が難しい中、GIGA端末を駆使して児童生徒の学習をサポートし、教師としての資質を身に着けるべく、奮闘しているようです。
=中原支部= S54年卒 紺野 義輝
今年度の支部活動も役員間の情報交換程度にとどまり、支部総会・懇親会を開催することはできませんでした。それとともに会費納入者数も減り、頭の痛いところです。一日も早く安心して交流できる日常が戻ってくることを願っています。
「中原平和公園」(東急線元住吉駅から徒歩5分)を紹介します。園内には、であいの広場、はだしの広場、野外音楽堂等のほか「平和」をテーマとした施設として、平和記念像や彫刻展示広場、1992年にオープンした「川崎市平和館」があります。恒久平和を願う公園として、地域住民に長く親しまれています。見事な桜並木もお勧めです。
=高津支部= S44年卒 中村 研二
コロナ禍の為ここ2年間、友松会の諸行事が中止となっています。これによる友松会会員同士の交流がなくなると同時に友松会に対する意識の低下も懸念されます。特に校外会員においては自粛生活を強いられ不要不急の外出を控えるようになり、多くの校外会員はコロナ感染を恐れ、自宅で過ごすようになっているのではないかと思います。 ここで意外と知られていませんがコロナ感染症の二次被害として自粛生活により家に閉じこもることで多くの老人がフレイル(運動機能や認知機能の低下)状態となり寝たきりや認知症の患者が今後、増えてくるのではないかと予想されます。 今後、一刻も早くコロナが収束し以前のような生活を取り戻し、友松会の活動も活発となり多くの会員との交流が持たれることを願っています。
=宮前支部= S49年卒 阪本 智子
今年は、川崎市宮前区にあります施設をご紹介いたします。2020年、川崎フロンターレはJリーグ連覇を達成しました。川崎フロンターレは以前から社会貢献を心がけてくれています。そのうちの一つに、『フロンタウンさぎぬま』というフットサル場があります。ホームタウンである川崎市に、家族や地域で気軽に楽しめ、より身近に感じてもらえるフットサルの場や機会を設け、フロンターレの街を広げていきたいとの思いから、2006年に設立されました。田園都市線鷺沼駅から徒歩3分の所に6面のコートがあり、いつもにぎわっています。
また、鷺沼郵便局前のポストや駅の自動販売機がフロンターレ色で、楽しいです。フロンターレの活躍とコロナの終息を願っています。
=多摩支部= S54年卒 山崎 惠子
令和3年度の総会は、昨年に引き続き中止となりました。
そこで、今回は多摩支部の地域紹介をいたします。多摩支部長新田渉世氏が会長を務める「川崎新田ボクシングジム」は、小田急線「向ヶ丘遊園」駅近くにあります。JR南武線「登戸」駅からも徒歩6分程に位置し、「生田緑地」とは目と鼻の先の場所に位置しています。この「生田緑地」は、多摩区の代表的な観光名所です。自然豊かな緑地の中には、自然系博物館「かわさき宙(そら)と緑の科学館」があり、プラネタリウムや資料室があります。世界最高水準のプラネタリウムでは、幼児から大人まで天文の不思議な世界を楽しむことができます。他にも古民家野外博物館「日本民家園」には、江戸時代そのままの民家など25の文化財建造物が移築・展示されています。さらに、川崎生まれの芸術家・岡本太郎氏の芸術作品が展示されている「岡本太郎美術館」、ドラえもんで著名な漫画家藤子氏の「川崎 藤子・F・不二雄ミュージアム」など、川崎市の文化や芸術、自然を集めた地区となっています。ゆっくり散策していただき、是非、楽しんでいただきたいと思います。
=麻生支部= S49年卒 黒田 為
2021年度の麻生支部の会員数は、校内会員31名、校外会員27名、計58名となりました。
新型コロナウイルスの蔓延は、東京オリンピックを挟んで数字の上では衰えを見せず、今年度も支部総会の開催を断念せざるを得ませんでした。2年間のブランクはさすがに大きく、会費徴収のご案内に添えて一言メモをしたり、可能な限り電話連絡したりして、何とかつながりを切らないようにしていこうとしています。
麻生区は稲城・多摩・町田の東京三市と横浜市青葉区と境を接しているだけでなく、新宿まで急行電車でわずか30分という便利な町としての価値は高まっています。一方で多摩丘陵の自然をそして里山を残していこうという動きも強く、地域のコミュニケーションの中心として果たす学校の役割は重要です。それを取り囲む一員として、本支部が少しでも尽力ができたらうれしいですね。

=横須賀支部= S45年卒 森本 久美子
令和3年度もコロナ禍で、総会等懇親を深める事業は実施できませんでした。その窮地の中にもかかわらず、運営や地区代表に新たな人材が応募してくださいました。現状では会員との貴重な窓口である各戸各校訪問による会費徴収や、総会要項、広報紙づくりには、運営も地区代表もこぞって取り組みました。今年も会員の皆様とかすかながらでもふれあう機会を持てたことは幸いでした。次年度こそ、ここ2年間のご無沙汰を、感謝の気持ちを持って取り戻せればと願っています。ところで今年の大河は「鎌倉殿の13人」、すでに三浦義村役の山本耕史さんも来訪されましたが、中世の雰囲気を残し、重文も多数存在する衣笠城や三浦党の故地大矢部、運慶仏の浄楽寺などに皆様もぜひお出でください。
=逗葉支部= S50年卒 両角 篤
逗葉地区は,小学校9校・中学校5校と小規模の地区です。令和2年度に引き続き令和3年度もコロナ禍により支部総会が開催できず,2年続けて支部活動を思うように進めることができませんでした。
このような中ですが,逗子市立沼間小学校の酒井慎太郎教諭が令和2年度松沢研究奨励賞を受賞いたしましたことは,支部にとってうれしいところです。令和4年度は,是非,支部総会を開催し,支部会員の交流を図りたいと思います。コロナ禍の早い収束を願うばかりです。
会員の高齢化,校内会員数の減少等の課題を抱える支部ですが,少しでも支部活動の活性化が図れればよいと思っています。
=三浦支部= S51年卒 森 カヨ子
県外から来て国大に学び、三浦市に赴任した仲間も多い。改めて、三浦の魅力を確かめてみる。
東は東京湾越しに房総半島、西は相模湾越しに伊豆半島と富士、南は太平洋に続く海上に大島を臨む風光明媚な半島の先端に位置する。気候は温暖で夏はスイカ、冬は大根、春はキャベツ…、高台には一年中青々とした畑が広がっている。坂を下ると三崎漁港。魚市場を中心に鮮魚を扱う店や加工場。典型的な半農半漁の町。
私が初めて担任した学級の1/3は遠洋漁業、1/3は農業、残りの1/3は公務員か商店、会社員はゼロ。しかし半世紀たった今、漁業従事者は激減し、住宅の開発と共に会社員が増えたが人口減。中学校は4校から3校に、小学校もいずれ3校にという新しい動きの中にある。
会員は現在、校内21名、校外20名。コロナ禍、地域で、学校現場で、未来に向けて最善を尽くす会員の協力を得て、何ができるか何をすべきか思案中である。
=鎌倉支部= S56年卒 三島 久司
鎌倉支部では、令和3年度も令和2年度に続き新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止及びその予防のため、これまでの支部活動を展開することができませんでした。支部全体で集うことが難しく、例年開催していました総会も実施することができず、感染状況や国・県・市等の動向の把握に努めるばかりでした。しかし、支部内では、学生会員、新規採用者や他地区からの異動者、私立学校内の会員、そして教職員でない会員の皆様も含めた支部会員の把握及びコロナ禍での活動の進め方も含めた取り組みが必要となってきています。支部内同期会の実施、中学校区内や校種内での交流等を今後も推進しながら、会員の増加について、支部役員を中心として、協働して努めてまいります。
=藤沢支部= S54年卒 若林 豊
新型コロナ感染拡大により本年度も支部活動を中止せざるを得ず、「友松111号」の発送作業のみという状況でした。支部の活動報告も儘ならぬので、とりあえず手前勝手な徒然文を支部報告に代えさせていただきます。私は、横国大の旧清水ヶ丘キャンパスを記憶する最後の代ですが、その入学時から47年の時が過ぎ、わずか4か月余りの清水ヶ丘の思い出もセピア色に霞んできております。リタイア後、徘徊を趣味にしているところ、機会あって旧清水ヶ丘キャンパス近辺をうろつきました。国大の門前町として賑わった「ドンドン商店街」や正門までの息の切れる道筋はそのままですが、清水ヶ丘時代の懐かしい空気は思い起こせませんでした。
あの頃の私に戻って~(ユーミン)…暫し黙想
=茅寒支部= S60年卒 國分 一哉
本支部では、例年ですと年4回の役員会を開き、支部の運営や課題について協議するとともに、毎年9月第2土曜日に総会「ふれあいの集い」を開催しています。しかし、今年度・昨年度の二年間、役員会を開くこともできず、「友松」の発送作業を行っただけとなっています。一日も早く収束することを願っています。
茅・寒支部では、会費の集金にゆうちょ銀行の振込を利用しています。財政難から会員の皆様に手数料を負担していただいています。できるだけご負担をかけないようにと、役員が集金に伺っていますが、コロナの状況もあり校内会員の集金が思うようにできませんでした。コンビニ払いも今後活用して行くことを検討します。
校外会員のところに集金に伺って、コミュニケーションをとることは、それなりに意義のあることだとも感じています。
=平塚支部= S62年卒 下山 賢治
現在、平塚支部は、校外会員約80名と校内会員50名が所属しています。毎年夏に開催していた平塚支部総会・懇親会は、今年度も新型コロナウイルス感染症予防のために実施することができませんでした。そのような状況で、校外会員の会費の徴収や会誌の配布については、校外役員の方々が担当地区を回って下さり、会員の輪をつなげてくださっています。
現在、学校はウィズコロナの中で、感染対策をしながら創意工夫をし今できる教育活動を進めているところです。この状況が収束して、支部総会で会員の皆様とお会いし、新しい学校について語り合える時が少しでも早くくることを願っています。
=中郡支部= H6年卒 北川 慶太
中郡支部は、小学校5校と中学校4校の小さな支部です。現役会員28名と校外会員28名の計56名で構成されています。毎年秋に支部総会を実施してきました。新型コロナウイルス感染症の状況は相変わらずですが、教育現場では、感染防止に最大限の配慮をしつつも、工夫と発想の転換を図り、子どもたちにとって貴重な出会いや学習活動の機会を確保することに努めてきました。
また、年に1回の楽しい支部総会をどうにか開催できないかと検討を重ねてきました。しかし、今般の新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、会員の皆さまの命と安全を守るため、今年度の友松会中郡支部総会は中止とせざるをえないという苦渋の決断をいたしました。
そんな中ではありますが、「令和3年度友松会会費納入のお願い」に対しまして、多くの会員の皆様からご協力いただきました。特に現職会員におかれましては、全員からご協力をいただきました。「中郡友松会の団結力の強さ」を実感しました。
新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束し、来年度の支部総会後が実現できることを願うばかりです。さらに、総会後の懇親会においては、多くの会員の皆様との歓談により親睦を深められ、恒例の校歌と学生歌を参加者全員で声高らかに斉唱できることを切に祈っています。
=伊勢原支部= S61年卒 橋口 龍郎
新型コロナウイルス感染症の影響により,令和3年度になっても従来のような活動が実施できませんでした。事務局も会費納入に係る事務が主となり,会員の皆様に大変申し訳ないと思う日々でしたが,多くの方にご協力をいただき,会員の皆様の温かい心に触れ,ありがたい限りでした。
支部総会は実施できませんでしたが,総会資料は作成し,会員に配付しました。その際,このような状況でも事務局として少しでもできることはないかと考え,資料内の「沿革」ページについて,他の資料も確認しながらリニューアルしました。
=秦野支部= S60年卒 田中 健嗣
本年度はコロナ禍の中で会長を引き継ぎ、手探りの中で活動を行いました。
昨年度同様、新型コロナ感染予防対策として、まず支部総会を「書面開催」とし、封書で議案書を送付し、同封したはがきで採決を取りました。また、はがきに「通信欄」を設け、各会員の近況を把握できるようにしました。校外会員の方から、コロナ禍で苦労している学校現場をねぎらう温かいメッセージをいただき、大変ありがたく感じました。
令和4年度に活動が再開できるか不安はありますが、会員のみなさんと総会でお会いできる日が来ることを楽しみにしながら、また「新しい生活様式」に則った支部の運営を目指していきたいと思います。
=足柄上支部= S59年卒 小塚 亮一
足柄峠(南足柄市)、中井中央公園(中井町)、富士見塚(大井町)、西平畑公園(松田町)、丹沢湖(山北町)、あじさいの里(開成町)など、多くの富士山のビュースポットがある1市5町で足柄上支部は組織されています。
支部内には小学校が16校、中学校が8校あり、校内会員43名、校外会員70名で構成されています。会費納入の際には、校外会員の皆様から地区役員に温かな励ましの言葉や労いの言葉をかけていただき、感謝申しあげます。
令和3年度も新型コロナウイルス感染症防止のために支部総会を開催することができませんでした。一日でも早く感染症が収束し、従来の活動ができることを願っています。
=小田原・下支部= S45年卒 津田 博
小田原・足柄下支部の会員数は、約210名です。今年度の国大卒業新入会員は0です。
令和3年度も新型コロナウイルスの影響で役員会、地区委員会まではなんとかできたのですが、支部総会及び秋の懇親会は中止せざるを得なくなりました。
しかし、地区委員や各学校責任者の皆様のご尽力で会報「友松」等をお届けでき、会費も例年通り事務局へ納めることができましたことに感謝いたします。令和2年度の支部運営費は振込手数料・郵送料や総会資料作成・会報等を、お届けする経費は、地区委会開催費を含めて本部からの支部活動費の約4割です。
=大和支部= S59年卒 二見 明子
大和支部には、小学校19校と中学校9校計28校があり、会員は、校内会員62名校外会員49名の全111名です。
例年は、11月末に、会長様や副会長様にご臨席いただき、支部総会並びに懇親会を開催しています。会を支えてこられた先輩方とフレッシュな採用者を囲み、懐かしい思い出話や最近の学校事情の話、最近の大学の話などで盛り上がります。
今年度は、紙面による支部総会と2回の役員会を開催し、絆の継続に努めているところです。
一日も早くコロナ感染症が落ち着き、会員相互の親睦を深める本会が開催できることを願っています。
=相模原支部= S59年卒 高橋 真美
『不易流行』教育の場面でもよく聞かれる言葉です。コロナ禍で、どれだけ問い続けたかわかりません。「何が変わり、何が変わらないのか」と。学校運営においても、「何を変え、何を変えないのか」という視点で、振り返ってきました。
人と人との“つながり”に目を向けると、つながり方は変わった部分が多いかもしれませんが、“つながり”そのものの価値は変わることはないと思います。
相模原支部の会員同士も、以前のようなつながり方は難しくなっているかもしれませんが、横浜国立大学の同窓であるという“つながり”の価値は、変わることはありません。
=高座支部= S60年卒 住田 順二
高座支部は、海老名市、座間市、綾瀬市の3市で成り立っています。新型コロナの猛威により連携も難しく活動も停止している状態となりました。支部内の会員の皆様には大変ご迷惑をおかけしています。
全体では校内会員86名(座間30名、海老名34名、綾瀬22名)、校外会員69名(座間26名、海老名26名、綾瀬17名)の155名です。行政や管理職で活躍中の会員も大勢います。最近は、新会員の採用が大変少なくなってきている状況です。
次に、3年に一度新体制への引継ぎ時に定例の高座支部総会を開催し、懇親も図っています。次年度からは新体制の基、活動が再開されるものと思います。各市とも校外会員は高齢化が進んでいますが、大変協力的であり寄付金も寄せていただく方も多くいます。母校への思いが感じ取れ、ここに改めて感謝申し上げます。
=厚木愛甲支部= S61年卒 大田垣 洋
厚木愛甲支部は、厚木市・愛川町・清川村に小学校31校と中学校18校があり、令和3年度の会員数は、校内会員50名、校外会員37名、合計87名です。
昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により、支部総会は紙面開催とし、校外会員の集い、校内会員の集いは、残念ながら中止としました。
このような状況の中、令和3年度は、会員からの投稿を募って「厚木愛甲支部だより」を発行しました。校外会員の諸先輩方からは、近況と合わせて学校現場で奮闘する校内会員への温かいエールも多く寄せていただきました。今後もしばらくは、厳しい状況が続きそうですが、会員相互のつながりが途切れることのないよう、できることを模索しながら活動していきたいと思います。
=津久井支部= S61年卒 小野澤 克己
津久井支部は校内会員11名、校外会員16名の計27名で構成されています。相模原市との合併後も、津久井支部として活動しています。
今年も、コロナ禍で、学校現場は対策で追われてしまいました。津久井支部でも例外ではなく、検温や健康観察、消毒などクラスターを発生させないよう日々生活しています。
また、今年は2年に1回の津久井支部総会の年ですが、このような状況下では開催を断念せざる得ませんでした。
収まったかと思うとまた新たな株が発生し油断できない日が続いていますが、早くいつも通りの生活に戻れるようになって欲しいものです。
=東京支部= S57年卒 渡邉 安則
東京支部は5月,10月,2月の会報発行を継続してきましたが、諸般の事情で停滞していたものを令和2年度に復活でき、令和3年度にもページは減少したものの継続できています。今後も何とか継続していきたいと事務局では考えておりますので、会員の皆さまに原稿をお願いするなど進めております。
会員の高齢化は相変わらずのため、今後情況が改善されたときにどのようにしてお集まりいただくことができるかは大きな課題です。交通の利便など、あれこれ考えながら企画を立てていきたいものと思います。
本部から頂いたご連絡も随時会員の皆さまにお伝えしています。オンラインでの行事にご参加いただいているかまでは確認していませんが、本部と支部との関係を繋いでいくためにもご連絡を頂くことは非常に重要です。たいへんありがたく思っております。
早々にコロナ禍がおさまって、会員の皆さまとお会いしてお話しできるときが来ることを強く期待しています。改めて東京の諸行事についてお伝えできる日が、一日も早く来てくれることを望んでおります。