活動報告

会場
シンポジスト4名
左から、コーディネーター藤馬享 友松会副会長、鈴木俊彰 教育学部教授、
冨田温子さん 教育学部3年、西桃花さん 教育学部2年

鈴木俊彰教授
鈴木俊彰教授 大学の実習として、児童と直接触れ合える学外活動について

冨田温子さん 西桃花さん
冨田温子さん がやっこ探検隊で活動   西桃花さん わくわくサタデーで活動

グループ討議 
グループ討議


森悠真さん(3年)グループ討議で課題解決のヒントが 


 笹原洋子さん(中学校校長)ボランティアで経験できることできないこと

友松会だより 2022横国Day「豊かな教育を考える会」シンポジウム

=鶴見支部=  H3年卒 佐藤 朗子
 今年度、鶴見支部は、校内会員96名、校外会員44名で構成されています。この3年間はコロナ禍の中で、支部総会を開催することができていません。来年こそは、支部の皆様と直接つながることができますように、と願っております。
 鶴見区の花は、サルビアです。サルビアというと、赤を思い浮かべます。工業の街鶴見の赤い炎やエネルギーをイメージし、さらに福祉の行き届いた温かい街をイメージする花であることから、サルビアになったということです。私が20年以上前に鶴見区内の小学校に勤務していたときも、子どもたちと一緒にサルビアを植えたことを思い出します。支部の皆様と、学校のこと、鶴見区のことを語り合いたいです。
=神奈川支部=  S63年卒 本庄 則子
 神奈川区は小学校18校、中学校7校、特別支援学校1校で構成され、校内会員97名、校外会員67名を数えます。今年度も支部の活動は思うようにできず、懇親会も開催できませんでしたが、少しずつ見通しがもてる状況にはなってきたと感じています。
 前回の「友松」の発送作業後、しばらくして、学校にお電話をいただきました。OBの方からでした。会費をコンビニで支払えるようになったことを喜んでいただき、友松会の活動や支部長の仕事についてエールをいただきました。また、小島会長、小池副会長にご訪問いただき、友松会や支部の現状、今後の意見交換をすることもできました。令和5年度こそあたたかい神奈川支部の活動が再開できることを願っており ます。

=西支部=  H9年卒 寺岡 徹
 私たち西支部は横浜の中心に位置し、小学校9校、中学校5校と少ない学校数ですが、校内会員33名、校外会員15名の合計48名の会員が所属しています。
 当支部では、例年、友松会会長をお迎えし、支部総会・懇親会を行っておりました。一昨年度、昨年度、今年度ともにコロナ禍ということで様々な友松会行事が中止となる中、西支部の総会・懇親会も残念ながら中止とさせていただきました。
 今年度、少しずつ感染状況を見極めながら元のような教育活動が再開できるように取り組んでまいりました。しかしながら、まだまだ安心して活動できる段階にはなっていないのが現実です。今後も様々な状況を見極め、段階的に活動を再開していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

=中支部=   S61年卒 水島 貴志
 中区は横浜市庁舎、横浜スタジアム、山下公園、中華街などがある文字通り「横浜の中心部」で、友松会中支部は、小学校10校、中学校5校、高等学校1校で構成され、校内会員40名、校外会員25名が所属しています。
 中支部では、コロナ前は毎年2月に中華街で総会を開き、その後の懇親会では管理職も若い会員も一緒になって和気あいあいと過ごすことが恒例となっておりましたが、今年度もコロナ禍の影響で会をもつことができておりません。新会員も含め、まだ名前を知るだけで顔も合わせたことがない会員も多くなってきました。中支部会員みんなが顔を一堂に合わせて友好を深め、「友松会」の意義を再確認できる日が来ることを切に願っております。

=南支部=  S63年卒 金子 正人
 南支部には市立学校が小学校17校、中学校8校、特別支援学校2校、高等学校2校、その他に横浜国大付属中学校・特別支援学校があります。会員数は、校内会員80人、校外会員38人、計118人です。今年度もコロナの影響で支部としての活動はできませんでした。この間に異動や退職等もあり、以前の活動の様子を知る会員が減ったことで支部としての活動を維持していくことの難しさを感じています。このような状況ではありますが、うれしいニュースも届いています。南支部の校内会員が松沢賞や文科省の 優秀教員表彰を受けたことです。2人同時に表彰を受けたことはとても喜ばしいことです。優れた実践を積み重ねてきた結果です。

=港南支部=   H元年卒 瀧田 健二
 3年間のコロナ禍で支部活動が通常通りできない状況が続いています。まさしく新しい生活様式を余儀なくされたと言っても過言ではないでしょう。そういった中で「ピンチをチャンスに」変える機会でもありました。ICT推進の一面では、明らかに壁を突き抜け、大きく変革しました。テレワークや、Zoom・MeetといったオンラインWEB会議も身近なものとなりました。今後はそれが当たり前の社会がやってくるでしょう。
 学校現場では、GIGAスクール構想が実現され、誰一人取り残すことのない、個別最適な学びが行われています。社会の変化に応じて、私たちも柔軟にイノベートしていかなければならないのだと思います。
=保土ケ谷支部= S63年卒 齋藤 容二
 母校横浜国立大学のお膝元保土ケ谷支部は、小中高特支学校計29校、西部学校教育事務所、特別支援教育総合センターがあります。
 区内には南北に国道1号線、東西に国道16号線が走っていますが、古来より古東海道、旧東海道、保土ケ谷宿等があり交通の要衝の地でした。令和4年度に創立150年を迎えた小学校が2校あり、長い歴史の上現在に至っています。星川駅を中心とした「まちづくりプロジェクト」は終盤となり、相鉄線高架化に伴い道路整備、高架下活用等が大規模に進められ、大きくまちが変貌を遂げています。また、西谷駅をターミナルとして、3月には相鉄線が東横線と連結し、都心やその先まで新たにつながりました。
 大学連携では、区役所とも連携して区内各校への「がやっこ」やアシスタントティーチャーなど、学生ボランティア紹介も継続して行われています。保土ケ谷支部は、これからも大学との連携、会員相互の親睦を図り、今と未来の教育のために努力してまいります。
=旭支部=  S62年卒 山崎 由美
 旭区は、今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で登場した畠山重忠公終焉の地ということで大変盛り上がりを見せました。歴史だけではなく、四季の森公園、ズーラシアと自然にも恵まれた区です。
 今年は、コロナにも負けず友松会総会も工夫して開催ができ、今までご活躍されてきた諸先輩方のお力と若い力の息吹を感じられる会になったと思います。今後も『withコロナ』を考えながら、新しい視点と工夫を取り入れて友松会が会員の誰にとっても居心地の良い場所となれるよう、そして未来の教育のためにSKG's(Sustainable Kokudai Goals)な友松会になっていくことを願っています。
=磯子支部=  H4年卒 海老原 眞
 磯子支部は、計107名(校内会員55名・校外会員52名)の会員で構成されています。
 立春を過ぎ、日増しに昼の時間が長くなると同時に、学校の花壇に植えられている『杉田梅』の木には、可憐な梅の花が見事に咲き誇り、春の訪れを実感させてくれています。杉田の梅林は、円海山とともに、磯子区の木としてデザインマークにもなっています。
 支部の活動については、今年度も、新型コロナウイルスの影響で、全く活動ができませんでした。しかし、『冬来たりなば 春遠からじ』の言葉通り、この春以降には、少し先が見通せる状況に移行しそうです。来年度には、諸先輩方や現役で活躍されている先生方とお会いし、交流を深めていけることを楽しみにしています。
=金沢支部= H3年卒 浅野 修一
 横浜市金沢区は昔から「金沢八景」に描かれているように風光明媚な地域で、金沢自然公園・動物園、海の公園、称名寺など豊かな自然 や文化遺産に囲まれて、とても暮らしやすい地域です。
 金沢支部は、小学校21校・中学校9校・義務教育学校西金沢学園、金沢養護学校と金沢総合高校があり、会員は校内外合わせて130名余りとなっております。各学校では徐々にコロナ前の教育活動ができるようになってきましたが、今年度も新型コロナウイルス感染防止のため、支部総会・懇親会を中止といたしました。来年こそはコロナの感染状況が改善し、たくさんの会員の皆様と楽しくお会いすることができる世の中になることを願わずにはいられません。

=港北支部= S63年卒 館 雅之
 港北支部は、小学校26校、中学校9校、特別支援学校1校、校外会員80名の大所帯です。支部総会が開催できておらず、開催を望む声も聞かれますが、新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか実現できていません。「自然と都心のハイブリッドな暮らしを楽しみたい人」におすすめの地域という港北区紹介のコラムがあり、変化の激しい時代にも暮らしやすい地域と言えましょうか。そのような中、学校と地域の連携はどの学校も強く、大切にしなければいけない主軸はしっかりあるように思います。校外会員 のOBの先輩方のお力をお借りすることも視野に入れ、本区の様々な年齢層の会員とともに、知恵を出し合って、学校の教育諸活動がさらに充実、発展していくことを目指します。
=緑支部=  H元年卒 山根 淳一
 本年度、数年ぶりに横浜国大の学生を教育実習で受け入れました。教師を志そうとする気持ちがよく伝わってきて、日々熱心な態度で四週 間を過ごしてくれました。子どもとの関係も良好で、積極的に子どもたちの中に入っていく姿は若者らしく、見ていて心地良く思いました。
 実習後も宿泊体験学習の付き添いや、生活支援員として個別支援級の指導の手伝いにも来てくれています。横浜市の教員採用試験にも合格されました。ただ残念なのは、本校の卒業生であり、居住地が本校学区内であるため、本校で 採用できないことです。
 教育実習を終えられた学生さんたちのますますのご活躍をお祈りしています。
=青葉支部=  H3年卒 山本 佐知子
 青葉区は、小学校30校、中学校12校、特別支援学校1校、高等学校3校の合計46校で構成されています。横浜一の大所帯です。地域によって様々な特色がありますが、学校行事や地域行事が再開されるなど、コロナ禍においても、どの学校でも地域の特色や人とのつながりを大切にしようと努力を重ね、試行錯誤してきました。私自身、今年度初めて支部長を担うことになり、不安いっぱいのスタートでしたが、本部役員の方々、校外会員の先輩、多くの校内会員の皆様から励ましやねぎらいの言葉をいただき、つながりのありがたさや温かさを痛感する1年でした。今後も友松会の活動を通して、多くの会員が同じ母校を巣立った仲間のつながりを感じられることを願っています。
=都筑支部=  H元年卒 金子 由美
 都筑区は、横浜の北部に位置し、さらに北側は川崎市が隣接しています。あるアンケートの結果で、神奈川県の中で住みたいまちランキング(2019~2022年)で横浜市都筑区が1位になっていました。駅があり、商業施設も充実、公園等自然も多くある住み心地のよさから、この20年間毎年人口が増え続けています。教育に関心 の高い方々も非常に多いです。支部としての活動は、令和2年の年明けからまったくできておらず、誰が会員かも分からない状態でした。会長として、何もしなかった1年となってしまいました。今後は何かしら会員同士のつながりを感じることができるようにしていきたいです。

=戸塚支部= S61年卒 岩田 明正
 戸塚区の欄には、必ずと言っていいほど大所帯で…というフレーズが書かれています。本当にその通りで、友松会会員もどの学校にもいらっしゃるというわけにはいきませんし、どの方が会員なのかもよくわからない現状です。私は昨年度まで小学校、そして今年度は同じ区で中学校勤務をしておりますので、小、中のどちらの学校の方ともお会いする機会はあったのですが、いただいた名簿を見て、「え!あの方そうだったの!」と気が付く始末。そんな私が、こんな大きな区の支部長をやっても、まとまるわけもないのですが、なんとか1年やってきました。今後はぜひとも会員の皆様と楽しい会でも催せたらなあと思っております。よろしくお願いいたします。

=栄支部=     S63年卒 石月 努実 
 栄支部は、小学校14校、中学校6校、特別支援学校1校から構成されています。栄区は横浜の南側に位置しており、鎌倉市にも隣接しています。起伏のある丘陵地が多く、緑豊かで自然が多いことも魅力の1つです。自然が多いことから、子育て世代のファミリーにも人気の街となっています。
 今年度もコロナ禍のため、区内の学校では様々な制約や制限のある中、創意工夫しながら、地域や保護者の方々のご理解とご協力をいただきながら授業や行事を行ってきました。
 今年も支部総会をはじめとする活動が中止となり、会員相互の交流を図ることができませんでした。来年度こそは友松会の活動ができるようになることを祈るばかりです。
=泉支部=  S62年卒 中村 真弓
 泉区は小学校14校、中学校7校、令和4年4月に開校した緑園義務教育学校と、横浜市内では比較的規模が小さい区です。区内は地域によって特徴がはっきりしており、学校区によって抱えている課題は様々かと思います。泉支部も他支部同様に、学校現場では教員が足りない状況が続いています。「学校現場はブラックだ」 という情報が独り歩きしているような気がしてしかたありません。そのような中、在学中の学生に夢をもって教職を目指してもらえるような学校現場となるよう、努力する毎日です。何年 もできていない支部活動ですが、再開できる日が来ることを願っております。
=瀬谷支部=  S61年卒 遠山 松雄
 瀬谷支部の学校は、市立小学校11校、中学校5校、特別支援学校1校、県立高等学校2校、特別支援学校3校から構成されています。校外会員の方も気を配ってくださり、気持ちが温かくアットホームなかかわりを続けています。
 花博の開催まで1500日を切り花博に向けての準備も本格化してきました。令和4年度は各小学校で花の育成キットを利用してミニヒマワリの栽培を行いました。令和5年度はキバナコスモスを栽培する予定です。また、相鉄線が東急線との乗り入れが始まったことにより都心部へ の移動が便利になり、これから区内の開発がいっそう進むことになると思います。花博の開催と合わせ活気あふれる瀬谷のまちづくりに区内の児童生徒が大きくかかわることになります。 希望あふれる未来の瀬谷のまちを創り上げていけるよう、我々も児童生徒を支援していきたいと思います。
=国大支部=  H10年卒 小林 大介
 教育学部1年生秋学期の講義に「教育実地研究」という講義があります。各領域に分かれて学校見学や授業見学を行う講義となります。また、2年生では「スクールデー実践B・C」の講義があります。Bの講義は、スーパーバイザーの指導の下、小学校に赴き観察やサポート活動を行うもので、Cはアシスタントティーチャ ーとして学校現場などで授業支援等に取り組む講義となります。これらの講義での経験を積み重ねながら、3年生での教育実習、4年生での教育実践演習、そして教員採用へとつなげてい きます。これらの多くの場面において、県下の学校、先生方には大変お世話になることになります。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻をいただけますようよろしくお願いいたします。
=川崎支部=  S53年卒 長沼 国徳
 3年間、支部総会を開催することができず、校内会員と顔を合わせることも激減した。そんな中でも、コロナ対策に苦労しながら現場の教職員は、仕事を進めている。
 支部友松会で何ができるのだろうか。今までは、懇親会が中心で、校外会員は旧交を温め、校内会員は付き合いで出席していた(と思う)。 コロナは、大きな環境変化をもたらした。今までのような形でいいのだろうか。
 これからも、懇親会は出来にくくなるだろう。定年延長で、2年に一度の定年退職と新採用の 半減化。それが10年間続く。特に校内会員には、支部総会に参加するとどのようなメリットがあるのだろう。新しい形の支部活動を模索していきたい。
=幸支部=  S57年卒 髙木 充
 川崎市は令和6年に記念すべき市政100周年を迎えますが、支部のある川崎市幸区は令和4年に区誕生50周年を迎えました。幸区では区独 自の記念行事も行われました。そんな記念の年でしたが残念ながら、支部の総会・懇親会は中止しました。まだ会食の機会をとることは難しく、現役会員にも校外会員にも総会のみの参加 は求めにくいと判断しました。会員の方々の交流する機会を作れなかったことは大変残念です。令和5年度は市内の各校種の初任者が合わせて300名以上になります。本支部にも新しい仲間 が加わります。コロナ禍で学生時代を過ごしてきた若い先生方が新しい教育活動を工夫して活躍していくことに期待しています。
=中原支部=  S59年卒 平野 耕一
 今年度の支部活動も5月に行った役員間の情報交換程度にとどまり、支部総会・懇親会を開催することはできませんでした。また、会費納入者数の目減りが顕著となり、財源の枯渇が懸念されます。
 中原区には川崎市で最大のターミナル駅となった武蔵小杉駅があり、そこから徒歩圏内に様々なスポーツ施設がある等々力緑地公園があります。その中で数年前、野球場がリニューアルされ、川崎市の中学生野球部員の聖地となっています。また、緑地公園内にはスポーツだけではなく市民ミュージアムも併設されており、川崎の文化・スポーツの中心、本市が誇れる施設の一つといえます。
=高津支部=  S44年卒 中村 研二
 先日、所用で京浜急行に乗ったついでに「南太田」駅に降りてみました。この駅はかつて横浜国大教育学部に通った時、利用した駅です。50数年ぶりに母校を訪ねてみました。立派に改築された駅舎を後に昔と変わらぬ細いくねくねした道を通りドンドン商店街に出ました。
 期待に胸弾ませて坂道を登って行きましたがかつての校舎は全くありませんでした。勿論、我らがプレハブ教室もありませんでした。かつての校舎は全部取り払われ、代わりに建っていたのは「神奈川県立横浜清陵高校」でした。何か往時を偲ばせるものはないかと探しましたがあったのは4年間の楽しかった想い出や学業に真面目に励んだことばかりでした。みなさんも 是非、一度行ってみたら如何でしょうか。
=宮前支部=  S49年卒 阪本 智子
 川崎市宮前区に不登校の子どもたちの居場所、「こどもサポート南野川」があります。子どもたちは、一日の過ごし方を決め、スタッフが支援します。学習以外にも、畑の手伝い、庭の手入れ、習字、卓球、調理、実験などの活動もしています。中学校理科を教えているスタッフが、先日、教え子が加わっている「キュリオシーズ」というグループを連れて来てくれました。理科系博士学生の皆さんで実験やフィールドワークを通じて科学の面白さを体験して欲しいとの思いで創設したそうです。横浜国大の大学院生も メンバーの一員ということで、うれしく思いました。子どもたちは、「ホバークラフト」を作り、楽しそうに試していました。

=多摩支部=  S54年卒 山崎 惠子
 総会は、3年連続で総会が中止でした。多摩支部会員は、校内会員28名、校外会員40名、計68名です。支部長と事務局長を中心に支部推進に取り組んでいます。
 また、年末には多摩支部に朗報が届きました。プロボクシング日本スーパーバンタム級王座決定戦で、支部長が運営する「新田ボクシングジム」所属の古橋岳也選手が判定勝ちで勝利し、王座奪還を果たし王座に返り咲いた嬉しいニュースです。支部長の信条「“負け”に負けるな」を支えに、多摩支部も粘り強く取り組んで参ります。新田ボクシングジム 新田氏と古橋岳也選手

=麻生支部=  S49年卒 黒田 為
麻生区は令和4年7月1日に区政40周年を迎えました。「しんゆり・芸術の街」という特色を生かした記念事業が行われました。区内小・ 中学校も協力機関として参画し、子ども会議をはじめとして、各種イベントの参加などを通して大いに盛り上げました。麻生支部の友松会員数は、校外会員27名、校内会員26名となりまし た。コロナ禍の影響で、令和4年度も含めて連続3回、総会が開催できていません。その間の会員の異動については、ほとんど新聞紙上の情報以外には把握することができず、焦りを感じ ています。また、今年度は試行的にコンビニ振り込みにしましたが、大変スムーズでした。本部事務局のお力添えに心より感謝申し上げます。
=横須賀支部=  S45年卒 森本 久美子
 横須賀支部は創立135周年を迎えました。先輩方が長きにわたり繋いでこられた活動を、未来を見据え、今何をすべきかを考え、話し合いを重ねています。横須賀支部は、小学校46校、中学校23校、市立総合高等学校1校、ろう学校1校、養護学校1校、合計72校の大規模所帯です。校内会員91名、校外会員187名の合計278名が所属しています。ここ3年間、総会や懇親会は中止続きですが、今年は会員と学校のご協力でZoom研修や、近年学業やスポーツで実績を残す私立高校での見学研修会を実施することができました。会費徴収でも、学校へは役員が、校外会員のお宅へは地区代表の方々が訪問し、95%以上の方のご協力を得ることができました。皆様のお力添えに感謝の気持ちでいっぱいです。
=逗葉支部=   S50年卒 両角 篤
 昨年8月、逗子・葉山・三浦合同初任者研修の一部として逗子市にある池子の森自然公園・池子遺跡群資料館の案内をいたしました。この場所は池子ヒルズ(米軍家族住宅)を含め、旧日本海軍の池子弾薬庫跡地です。弾薬庫建設に当たって池子地区・久木地区(旧柏原)の住民が強制移転させられました。戦争遺跡とも言える場所です。地域に残された歴史を次の世代に伝えることが大切であると考え、今後も様々な機会に調査や研修会を行っていきたいと思います。
 小学校9校・中学校5校と小規模の地区で、会員の高齢化、校内会員数の減少等の課題を抱える支部ですが、こうした活動も支部活動活性化の一つかも知れないと思っています。
=三浦支部=  S51年卒 森 カヨ子
 支部長を引き継ぎ支部総会を開催し、古参の先輩方から若い現役会員まで貴重な交流の機会を持つことができたのはもう10年前のこと。会員数の激減、現場の多忙化などにより、お便りを届けることのみの活動となってしまっています。本部の催しや学生への支援活動など、三浦在住者には、なかなか有効活用できない現実が ありながら、毎年会費納入率はトップクラス。支部会員の皆様に感謝です。せめて、各々の場所で友松会員としての誇りを持ちながら活躍してくださるよう願ってやみません。友松会は、 様々なところで活躍されている頼れる仲間がいて、困っていること・必要としていることがあれば、きっと力になってくれる組織であり、教育現場に憧れ一心に学んでいる後輩の支えにな れる組織だということを皆さんに伝え、更によりよい在り方を、学生・現役・OBが交流しながら検討していけたらと願っています。
=鎌倉支部=  S56年卒 三島 久司
 鎌倉支部では、令和4年度も、令和3年度等と同様に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止及びその予防のため、これまでの支部活動を展開することができませんでした。支部全体で集うことが難しいと判断し、例年開催しておりました支部総会も実施いたしませんでしたが、今後の感染状況や国・県・市等の動向を把握しながら、諸状況に応じた具体的な諸活動の検討と準備を進めていく必要があると感じております。また、支部内の学生会員、新規採用者や他地区からの異動者、私立学校内の会員、そして、教職員でない皆様も含めた支部会員の把握も重要となっております。今後も、支部役員を中心として、支部諸活動について、協働して努めてまいります。
=藤沢支部=  S54年卒 若林 豊
 コロナ感染拡大により本年度も支部活動を中止せざるを得ませんでした。前年に続き徒然文を支部報告に代えます。今年は、桜花薫る4月に常盤台キャンパスをそぞろ徘徊しました。
 今回は相鉄線和田町駅からの急登でなく初めて羽沢横浜国大駅から常盤台に向かいました。キャンパス移転当時の幼木の植栽は、48年の年輪を重ねて深緑茂れる大木となり、わが身の積み重ねた年月をしみじみ感じました。南門の斜向かいにあった食堂の「良心亭」には愛しい看板娘の「ばっちゃん」がいてよく通いました。 今は佇まいをそのままに別オーナーの「料心亭」の立看板。そして入口には「休店」の小さな張り紙… 呟くように口ずさむ…「めぐる♪めぐるよ♪時代はめぐる♪」(中島みゆき)…黙想…

=茅ケ崎寒川支部= S60年卒 國分 一哉
 本支部では、例年ですと年4回の役員会を開き、支部の運営や課題について協議するとともに、毎年9月第2土曜日に総会「ふれあいの集い」を開催してきました。コロナ禍の3年間、残念ながら役員会も開くこともできず、「友松」の発送作業を行っただけとなっています。
 茅・寒支部では、今年度から会費の集金をゆうちょ銀行の振込をやめ、コンビニ払いに切り替えました。役員が校内会員から直接集金することや校外会員のところに集金に伺って、コミュニケーションをとることも続けています。で すが、コンビニ払いの利用が思ったより少なかったので、今後、情宣活動もして、集金率を上げなくてはと役員は考えています。コロナの収束を願うとともに支部の活動が、コロナ以前に 戻れるよう願っています。
=平塚支部= S62年卒 下山 賢治
 現在、平塚支部は、校外会員約80名と校内会員50名が所属しています。毎年夏に開催していた平塚支部総会・懇親会は、今年度も新型コロナウイルス感染症予防のために実施することができませんでした。そのような状況で、校外会員の会費の徴収や会誌の配布については、校外役員の方々が担当地区を回って下さり、会員の輪をつなげてくださっています。
 現在、学校はコロナ感染症の対策をしながら創意工夫をして今できる教育活動を広げていっているところです。この状況が収束して、支部 総会で会員の皆様とお会いし、新しい学校について語り合える時が少しでも早くくることを願っています。
=中郡支部=   H6年卒 北川 慶太
 中郡支部は、小学校5校と中学校4校、現役会員28名と校外会員28名の計56名で構成されており、毎年秋に年に1回の楽しい支部総会を実施してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、2学期末には支部内の学校で臨時休校とせざるを得なかったところもあり、今年度も支部総会は中止としました。
 そのような中でも、教育現場では、感染防止に最大限の配慮をしつつも工夫と発想の転換を図り、子どもたちにとって貴重な学びの機会を確保することに努めてきました。異年齢の交流活動や外部講師による出前授業、音楽会・文化祭や運動会・体育祭、修学旅行も復活しています。
=伊勢原支部=  H4卒 臼井 裕二
 伊勢原支部では、総会を書面で開催しました。感染症が収束し、参集での総会が行えることを切に願っています。
 さて、伊勢原は「大山詣り(江戸庶民の信仰と行楽の地)」が日本遺産に登録されています。大山は、江戸庶民の物見遊山の拠点で、参詣者は全盛期には一年間で数十万人にも達したといわれています。伊勢原は、歴史と観光を同時に楽しめるまちであり、本格登山ができる都心から近いまちでもあります。
 ○人と人、人と自然がいつも「いいなか」
 ○都会がうらやむ「いい田舎」
   「なかなか いいなか いせはら」です。
=秦野支部=  S60年卒 田中 健嗣
 秦野支部では、本部からのご提案を受けて、令和4年度から会費のコンビニ払いを導入しました。これまで、会費の集金をお願いしていた各地区の世話役(幹事)の負担を減らすとともに、それを地区ごとにまとめていた現役会員の負担を減らすことが大きな目的です。
 当初、校外会員の皆さんの反応が気がかりでしたが、多くの方から良い評価や感謝の言葉をいただきました。未納者も少なく業務も減り、「持続可能な支部運営」が実現しつつあります。これを受けて、次年度からは校内会員もコンビ ニ払いにしていく予定です。
 本部のご提案に感謝しつつ、あらためて同窓のつながりを大切にしてまいりたいと思います。
=足柄上支部=  S61年卒 岩渕 和信
 私事ですが、この4月に、16年ぶりに中井町立中井中学校に戻ってきました。16年前の当時は中井町地区の校外会員が10名ほどいたのですが、戻ってきたところ、なんと、今は0人でした。当時から皆さんだいぶご高齢ではありましたが、その後のつながりが完全に途絶えてしまったことに、かなり驚きました。
 中井町はそんな状況ですが、足柄上支部全体としては、1市5町で105名の会員がおります。しかしながら、今年度もコロナの感染防止のため支部総会を開催することができず、顔を合わせる機会も減り、ますます会員のつながりが薄くなってきているように感じます。来年度はなんとか感染症の流行も収まり、つながりが取り戻されることを願っております。
=小田原・足柄下支部=  S49年卒 大場 得信
 小田原のシンボルである小田原城、春には、梅の香りに包まれ、満開の桜で埋め尽くされます。そんな四季折々の顔を持つ小田原城を見上げながら、支部の役員会と地区委員会を開催しました。しかし、コロナ禍で支部総会は中止とし、関係の皆様のご尽力で総会資料と会報「友松」をお届けすることができました。
 「友松」を手に取ると、4年間青春を謳歌した清水ヶ丘キャンパスが蘇り、また、教員となって数年後、現職教員の大学院入学制度ができて2年間通った常盤台キャンパス、人生で最も勉強した頃を思い出します。
 同窓生の皆様それぞれのキャンパスライフに思いを馳せながら、教員志望の方や現職の方を少しでもサポートできればと考えています。
=大和支部=  S62年卒 竹中 崇
 大和支部は、小学校19校と中学校9校計28校があり、校内会員は55名、校外会員は56名の全111名です。
 毎年11月末に行っていた支部総会・懇親会は他支部様と同様に、今年度も開催することができませんでした。例年は、友松会会長様にご臨席をいただき、友松会の歩んできた状況等を若い会員たちにお話しいただいたり、会員相互の近況を報告したりと有意義で楽しい時を過ごしておりました。
 今年度は、2回の役員会を開催し、事務局の事情で遅くなりましたが、これから紙面での支部総会を行う予定です。
 来年度はぜひ、支部の会員が一堂に会し“縦のつながり”、“横のつながり”が広がり、一層強くなるよう、支部総会・懇親会が普通に行えることを切に願っています。

=相模原支部=  S62年卒 藤田 博己
 令和4年度も支部総会は参集を見送り、書面開催とさせていただきました。今年度より会費徴収方法をコンビニ決済に切り替えましたが、周知が行き届かなかったためか激減し、次年度以降の大きな課題となりました。一方コロナ禍の生活に不安は依然あるものの、市内の音楽・体育・造形関係教育行事など「3年ぶり」開催の取組も多くなってきました。このような中、令和4年10月に本会会員である渡邉志寿代氏が相模原市教育長に就任されたことは、誠に嬉しいかぎりです。対応困難な課題が山積し予測も難しい情勢ではありますが、支部会員の皆様と力を合わせて教育長を支え、相模原の子どもたちの輝かしい未来のためにこれからも力を尽くしていきたいと思います。
 
=高座支部=   S60年卒 住田 順二
 海老名市、座間市、綾瀬市から成る高座支部ですが、今年度も新型コロナウイルスの影響により、活動を停止している状態となってしまいました。支部内の会員の皆様にはご迷惑をお掛けすることになってしまい、大変申し訳ありませんでした。
  年が明けて、新型コロナウイルス感染症の影響が以前よりも少なくなってきたとはいえ、各市、各小・中学校の学校現場では、感染症対策を踏まえながら教育活動を進めているところです。今後は、新型コロナの影響がさらに落ち着き、会員相互の親睦を深める機会を開催し、従来の活動ができるようになることを願っております。ご支援ありがとうございます。
=厚木愛甲支部=   H元年卒 藤本 謹吾
 厚木愛甲支部は、厚木市・愛川町・清川村に小学校31校と中学校18校があり、令和4年度の会員数は、校内会員71人、校外会員66人、合計137人です。
 夏の第7波、冬の第8波と今年度も新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、支部の活動も残念ながら支部総会は紙面開催、校外会員・校内会員の各集いについても中止としました。
 会員が同じ時間を共有する場がなくなって久しく、学校教育活動にもあてはまりますが、ノウハウの継承も大きな課題と捉えています。
 そのような中、昨年度発行の「厚木愛甲支部だより」は支部の絆を感じることができました。
 コロナウイルス感染症の扱いが変わるとはいえ、厳しい状況はまだ続きそうですが、会員相互のつながりが途切れることのないよう、活動していきたいと思います。

=津久井支部=   S61年卒 小野澤 克己
 津久井支部は校内会員12名、校外会員15名の計27名で構成されています。相模原市との合併後も、津久井支部として活動しています。 今年も、コロナ禍で、学校現場は対策で追われてしまいました。津久井支部でも例外ではありませんでした。いろいろなところで緩和されている一方で、感染症の予防をしなくてはならず、学校現場は難しい舵取りに迫られる日々です。
 また、このような状況下で支部総会も開催されずにいます。様々な面で対面での行事も行われてきていますので、通常の生活に戻れることを祈るばかりです。
=東京支部=  S57年卒 渡邉 安則
 東京支部は「東京友松の集い」と題した会報の年3回発行を続けています。紙面は少なくなっていますが、なんとか寄稿をお願いして紙面を拡大することも追求していきたいと運営側では考えています。
 本部から頂いたご連絡を会員の皆さまにお伝えするにあたって、会報の発行時期とうまく整合しないことがありますが、そんな場合でも極力お知らせするようにしています。本部からの文書を会報に同封して郵送することが多いので、一応確実な形でお伝えできていると考えています。行事を実施できるようになったというご報告が出来る日を願っています。